5.0
「その手の中の光」を読みました。
フランス革命絡みの作品はよくありますが、切なく凄惨なものが多いです。
この作品はどちらかというとフランス革命時代が主体ではなかったので登場人物達により心を寄せて読むことが出来ました。
革命での戦いだけでなく飢餓や治安の悪さからくる犯罪で命を落とす人が多かった時代に、命を繋いだ女性を描いていて素敵でした。
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「その手の中の光」を読みました。
フランス革命絡みの作品はよくありますが、切なく凄惨なものが多いです。
この作品はどちらかというとフランス革命時代が主体ではなかったので登場人物達により心を寄せて読むことが出来ました。
革命での戦いだけでなく飢餓や治安の悪さからくる犯罪で命を落とす人が多かった時代に、命を繋いだ女性を描いていて素敵でした。
有名な [はだかの王様] をアレンジしてある楽しい話でした。詐欺師の家筋?に生まれた姉弟が仕立て屋の一業者に化けてエントリーし選ばれ、採寸に来た王様が透明人間のところで笑いました。
やり手の兄とは、逆に周りから影が薄かったから姿が見えなくなっている設定も面白い。
そして、キスをしたら姿を現すというのもグリムらしい。素敵な作品でした。
裸の王様のみ購入
話はテンポ良く進むし
所々笑いあり王子様イケメンだしで
はたして詐欺師と王子様で
うまくいくのかなと思ったら
そう来たかといった感じ
絵がキレイで私の好みです。
ストーリーも元の話を上手にアレンジしていて面白かったです。
普通にみんなに親しまれている、はだかの王様の話が、同じベースであるはずなのに面白く、感動を誘うよい話になっています。
兄のことを気にしすぎながら生きてこなければいけなかった王様が薄いあたりが斬新で面白かった。
良かった。よくある裸の王様の話かと思ったら、自分に自信がない弟の王子だったとは、新鮮。そんなんだから皆が見えないんだとの言葉の意味は大変深く、皆に当てはまるような気がする。中途半端にしないで、自分を信じて自分の存在を愛し表すのは大事だと気づかされた。ハッピーエンドなのも大変良い。
このグリム童話シリーズでは一番読後感が良かったです
短編で定番のお話を捻ってあるのですが ストーリー展開のテンポやシビアな部分スカッとする部分のバランスが良い
話数もポイントも少なくて低価格 お薦めですよ!
はだかの王様は、ぜひ読んで欲しいです。
従来の話と違った切り口で、そうきたかーと。でもって、読後感が気持ちいいです!
とても好きな話です。オススメです。
ティボルトを主人公な好青年として描いてあり、逆にロミオが好戦的で女性にも軽薄な感じに描いてあります。でも、最後が悲恋であることは原作と一緒です( ;∀;)
(なにげにハリス様がかわいそうになったのは私だけでしょうか。この人何も悪くないのに…)
詐欺師が王様の婚礼服をから始まり、城に入りこむ。そこから王様を紹介され、この王様の姿が見えない。そして詐欺師もせいぜい作れたのは下着のみ(笑)でも読んでいたらほっこりなる話です
ペテン師のお姉さんが、とってもユニークで魅力的!かずはしさんの作品、他も読みましたがストーリーとても良くできていて、そうくるか!となります。作者さん買いしたいです!