【ネタバレあり】鈴木先生のレビューと感想

評価低くてビックリ

私は、ご○せんや金○先生のような熱血教師ものがあまり好きではありません。
１クラスでここまで問題が起きるかってくらい事件が詰め込まれていますし、感情論だけでクラスが団結していくというのはあまりにリアリティに欠けるからです。

一方、この作品はとてもリアルです。
一見小さな問題でも子供たちにとっては大きな事件で、それを取り巻く人たちにも様々な感情があって、先生自信も悩み葛藤しながら向き合っていく姿に共感しました。

『教育的指導』がどうやら評価が分かれるようですが、私は一番好きなストーリーです。気持ち悪い、ありえないとの批判コメントも見かけましたが、実際、中学生くらいってちょうど異性に興味を持つ頃で、早い子は経験もする時ですよね。それを頭ごなしに叱ったり引き離したりしても、きっと反発を生むだけだっただろうと思います。それを「母親に問い詰められて秘密を話してしまうほど、まだ子供だということだ」という発言は、実に府に落ち、子供たちも納得する素敵な解決方法だったと思います。そもそも、気持ち悪いものだなんて大人が教えてはいけないんですよね。だって大人はそれを愛情表現の最たるものとして使っていたりするわけですから。

私には娘がいますが、もしいつか娘に彼氏ができて、その時期がちょっと早すぎるように感じた際には、この話をしてあげたいなと思いました。

また、女子生徒を変に意識してしまう様子も、とてもリアルでした。これも気持ち悪いというコメントを見かけましたが、誰だって、恋愛感情を持ってはいけない相手をふと異性を意識してしまったりすることはありますよね。問題はそれを行動に移してしまうかどうか、理性がはたらくかどうかです。理性をはたらかせて、意識してしまう気持ちを押さえようとする姿もまた、実にリアルで、興味深く読みました。

とても読みごたえのある、色々と考えさせられる作品です。

教育的指導

その部分を全部読んでませんが
吐き気がした。
小４で１年付き合ってた。１年我慢した？
精神的年齢的って言葉が出てきたけど
小３の子相手に、１年しか性的欲求を押さえられないのは
異常。いくら好きでも、女の子は被害者でしょう。
中学生に、避妊を教えていても
小学生３、４、年の子には教えてないでしょう。
生理もきてるか怪しい年齢の子と
付き合ってる、好きで行為におよぶのは
本当の愛ではないでしょう。
自分が経験者と、やりまくっていたからといって
小４の子と、同じ精神年齢で
恋愛してたといえるのかな？
軽い問題なら気にならない絵柄も
この話題では、気持ち悪くも思えます。

今の子が、体も心も、大人びているのはわかりますが

デリケートな問題と繰り返すのも吐き気がする。

女の子はね、親に問い詰められたら
無理やりと答えるくらい、まだ、精神は幼いとしか思えない。

教育的指導の最後の部分は、まだ読んでませんが
こんな先生嫌です。

性的なことは、先生だからと
何歳からとか言えないのはわかるけど

ありえない。

近藤さんつけててもね、なんかあったら
結局傷つくのは、女性が大なんだから。

小学生同士ならともかく
これは、真剣に付き合ってたらいいとかいう問題じゃないと思います。

竹地が興奮して取り乱した描写が、リアルに中学時代を思い出しました笑
実際あそこまでのことは無かったけど、ああいうめちゃくちゃになってしまう少年のその感じが面白かったです。
ドラマは見たことがあって、漫画は初めて見たけど中学生にしてみたらとても大きな悩みや問題、心の変化などよく描かれているなぁと思いました。
受け取り方は色々人それぞれですが他の方のレビューなど参考に気になったらまず読んでみて欲しい作品です。

こんな議論してみたい

鈴木裁判がおもしろい。デキ婚に関するそれぞれの意見がおもしろい。ただこれ、妊娠出産経験当事者の話がないのが残念。当事者としては、結婚してから出産の方がいい。妊娠のしんどい時期に、お互いの両親に結婚認めさせるのは、簡単じゃないから。こじれると地獄。そもそも、なんで親に許可とらないといけないんだろう？それで苦しむこともある。

問題提起としては面白い

絵が楳図かずお風すぎて、いつ首がもげたり血が飛び散ったりするのかな、とか思ってしまいましたが、そんな展開はなかったです。もう少し爽やかな感じの絵柄だったら、かなり印象変わるかも。

中学生の性の問題を描いた話がありますが、すごく男性的な視点で描かれているなと感じました。合意があろうと、将来結婚しようと思っていようと、小4の子と性行為したら、それは犯罪行為と変わらないんじゃないのかな。小4で性行為をする準備が心身に完全にできているとは思えないし、下手をしたら将来にわたって苦しむような傷が心身に残るからです。この場合だと女性側だけに。

相手の女の子のお母さんに対する鈴木先生の言動にも違和感があります。動揺して険しい表情になっているであろうお母さんを睨みつけて威嚇したり、教育者として話せと言ったり。お母さんは幼い女の子の母親なんだから、教育者の前に保護者だよ。女の子を守り育てる責任があるんだから、それを脅かした相手に制裁したいと感じるのは当たり前。教育者であるとしたって、女の子の教育者なのであって、男の子側とは関係ないし。

お母さんが気が弱いのにつけこんで、鈴木先生が暗躍してうまく問題をもみ消した話、という印象でした。実際こんな言動とる教師がいたら訴訟ものだと思うので、話の収め方には嫌悪感しかないけど、問題提起としては面白いと思いました。

あと、ループタイしてる時点で中学生女子に人気はないと思う。人気投票1位はありえない。

途中までは面白かったのに…

『教育的指導』を読んだら後味悪過ぎて駄目でした。低年齢の性/交/渉に視点をあてるのは良い問題提起だと思いましたが、結局、具体的なリスクは説明せず心理的な納得だけで終了してオイオイと…
妊娠による低年齢の肉体的な弊害は全く無視して、美しいとか言っちゃう先生が正直気持ち悪かったです。

ここまでくると

いっそギャグ漫画。
最初の方は人間味のある
人気の先生らしさが感じられたんだけど
なんだか段々説教くさくなりすぎ。
鈴木先生のように
計算高く自分の思い描いた着地点に
さりげなく誘導するような大人ってどうなの？
デキ婚以外する気はないと受け取れる主義も
大きなお腹でドレス着る女性のことも考えてほしい。
ずっといい年まで守ってきたのに
結局たったの一回で(なんて誰も思わない)
だらしない女に成り下がってしまった麻美さん。
文化祭に口を出しすぎ。
もっと生徒にまかせなさいよ。
やたらと本格的な演技指導だし。
一体何者なんだろう。
先生も生徒も個性と自己主張が強すぎる。
みんないつもおののいた顔で冷や汗たらし顔に縦線。
つのだじろうか楳図かずお読んでる気分。
もう笑っちゃうよね。
とかいいながら、足子先生とか山崎先生とか
実はリアルなのかも。
結論。怖い話だった。

続きが気になる。

読み始めは、絵がリアルでちょっと気持ち悪いなとおもいましたが、読んでいくうちに続きが気になるようになりました。
鈴木先生が生徒の小川の妄想をするところは、気持ち悪いなと思いましたが、生徒の為に一生懸命になるところはすごいと思いながらよんでいます。
まだ、途中までしか読んでいませんが、待っててと言われている彼女とはこれからどうなってしまうのかとか色々きになります。

途中から無理

前提として絵が汚い！特に焦ったり泣いたりした時の顔の描き方が見るに耐えない。そして鈴木が自分を結構イケてる教師だと疑わない人間性も。学校の先生は非常識な人種が多い理由も何か良く分かった。
自分勝手に特定の女性とを性的な目で見たり、他の女生徒も顔や性の匂いでラベリングしたり。キモ過ぎ。
小川さんは早々にキチンとした私立の女子校に編入してバイアスとか負荷のかからない学生生活を送って欲しい。

メディア化した

メディア化した作品ですが、ドラマ申し訳ない見たことなく、無料だしいいかなぁと思い読み始め一気に読み進めてしまいました。

学校という組織の中でおこる、中学生の気持ちと先生の気持ち。
鈴木先生の率直な人間らしい感情と教師として保つ感情。
とてもリアルで、面白いです。