4.0
女の情念
この作家さん、おそらく女性向けでは、最年長だったような…。
かなりクセは強いです。
好き、嫌いがはっきりと分かれてしまうタイプ。
絵もそうですが、癖なのか、セリフに多様される「……」
つい、いらないでしょとツッコミしてしまいますが、それでも読ませてしまう力技はすごいです。
この作家さんにしか描ききれない作品です。
- 0
この作家さん、おそらく女性向けでは、最年長だったような…。
かなりクセは強いです。
好き、嫌いがはっきりと分かれてしまうタイプ。
絵もそうですが、癖なのか、セリフに多様される「……」
つい、いらないでしょとツッコミしてしまいますが、それでも読ませてしまう力技はすごいです。
この作家さんにしか描ききれない作品です。
千秋をかわいがる姉は、優し過ぎます。妹に献身的な愛情を注いできた姉に、最後はハッピーなことが起きればいいなと思いますが、悲しい結末が待っている気もします?!
非常に今後が楽しみです!
この作品は大好きな作品で
これを読むたびに、なぜか、サ○ンのある曲が頭でなり始めます。
妹のためと、自ら地に落ちる姿が。なんとも胸をつきます。
姉の優しさが痛いほど伝わる(´•̥ω•̥`)
時代背景も手伝って哀しさは倍増します。
でも幸せのあり方を考える良いきっかけになりました。
おすすめの作品です。
息の長い漫画家さんですね!
小学生の頃から絵が変わらないのにビックリです
たぶんご高齢だと思いますがこれからも読ませてください
90歳を超えて尚、現役バリバリで執筆されているわたなべまさこ先生。セリフの言い回しなど、まるで小説を読んでいるような錯覚にさえ陥ります。おすすめですよー!
表題の作品を読みました。
無料分ではまり最後まで読み、
読みごたえのある作品でした。
お姉さんの優しさが哀しい…。
昭和初期の時代設定でしょうか。この先生の作品はもう漫画というよりもう文学作品の域にも感じており、犯罪者として描かれている主人公の女性の起こした事件も、まるで阿部定事件がモデルの様な犯行ですね。阿部定事件自体がもう80年も昔の話ですから、事件自体はおとぎ話の域ですが、この先生の作品も古典に出てくる怪談のごとく感じてしまいます。とにかくオープニングだけで、すでに怖い空気がビシバシと出ています。手塚治虫や石ノ森章太郎など、日本の漫画界第一世代ともいうような有名な男性作家が数々おられますが、わたなべまさこは第一線で活躍された漫画家として、女流としては第一世代ともいうべき伝説的な作家の一人といえるように思います。