みんなのレビューと感想「罪の花束」（ネタバレ非表示）

流氷の話

「あの事件」をモチーフにした第一話を読んだときは、印象は悪かった。
少年の実像に迫るようなリアリティーを感じなかったし、異常な事件を扱ってセンセーショナルな作品にするぜ、というあざとさすら覚えて、気に入らなかった。

しかし、第四話の「流氷」の話まで読んで、感想が変わった。
「子どもたちの犯罪」をテーマにしたこの漫画に流れている一貫した悲しみみたいなものに触れた気がした。
それは、本当は別の未来があり得たかもしれないのに、様々な不運や愚かさから、自らその未来を手放してしまった子どもたちを思っての、悲しみではないかと感じた。

作品は、そんな子どもたちを擁護するでも非難するでもなく、ただ、見つめている。
そのスタンスは、嫌いではなかった。

猫…

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途中まで読みました。
猫が…動物がこ×されるシーンが無理な人は、きついかもしれません。
猫が気の毒でした…
でも、主人公の男の子の、幼少期からの心理描写が丁寧で、どんな事に傷ついたり違和感を覚えたり発言してみたり考えたりしてきたか、知れてよかったです。
母親にも事情があったとは思うのですが、男の子がかわいそう、嫌なやつ、と思ってしまいました。

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昔あった未成年の大事件を彷彿させます。いくつかこの先生の無料カラーを読んだのですが、一番よかったです、これはカラーではないのですが、カラーじゃなくても全然イケルし読みやすい。無料からはいって少年編購入、どんどん病んでいく少年ユウ。猫やカエルを解剖したりグロいシーンもありですが続けて読みたくなる作品です

これ漫画にして良かったのか？

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子供達が犯罪をしてしまう話だけど昔の漫画だから許されたのかな？
かなりリアルな場面があるし少し前ニュースであったような事も漫画になってる。
人をヤルときは何故みんな眼があんなにイってるんやろ？

90年代の神戸児童殺傷事件を彷彿とさせる

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ゾッとする狂気ですが、人間は都合よく考える生き物。誰でもこういう狂気に入ってゆく危険性はあります。少年が他の人たちを「緊張を解くために、野菜だと思えばいい」は、元少年Ａが書いた「絶歌」の中でもエピソードとしてありました。

残酷

グロテスク！
サイコパスが育まれていく経緯がよく分かる。
死に興味を持ち、やっては行けないことと自分に言い聞かせてるなかで、大人の過ちに翻弄され、目覚める。怖いですね。自分の身近でもあるのだろうかと考えさせられた。

こわい

大人の話は矛盾していてだめといったことを自分はしたり子供はダメだといったりちょっと分かりにくい。
自分で神様をつくり神様にきいて大丈夫なら悪いことも、やる。
ちょっととりつかれた感じでした

さかきばら

神戸のさかきばらを思い出しました。。。
正直、気持ち悪いですが思春期に身近な人の死を体験すると何か心の変化は必ずあると思います

虫の命→哺乳類（小さい）→ペット
への虐待に変化し、最後は人間虐待へ繋がらないか心配です

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個人的にはお母さんの首持って逃げる男の子の話が印象的でした。何か実際の事件からインスピレーションを得られたとかなのかは分かりませんが、この話の男の子に関してはなんか切なく感じました。

深い

深い。非現実のようででも身近なような。実際に起きたあの事件を彷彿させるようなストーリーがあったり。
無自覚の毒親とか出てきて怖いけど読み進めてしまいます。