4.0
おもしろかったけど
こーへーはあっちゃんが大好きで、上司を別に好きでもないのに、どうして浮気したのかハッキリ気持ちが出て来なかったのが最後まで読んで気になったところ。上司も子供が欲しくても、コーへーの許可無しに、コーへーにはあっちゃんがいるとわかってて子供を産もうと思ったのはダメだと思う。それならば相手がわからない施設からの提供で産まなくちゃ。物語は最後はハッピーエンドになるんだけど、渡辺ペコ作品は何度が読み返し、考えさせられます
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こーへーはあっちゃんが大好きで、上司を別に好きでもないのに、どうして浮気したのかハッキリ気持ちが出て来なかったのが最後まで読んで気になったところ。上司も子供が欲しくても、コーへーの許可無しに、コーへーにはあっちゃんがいるとわかってて子供を産もうと思ったのはダメだと思う。それならば相手がわからない施設からの提供で産まなくちゃ。物語は最後はハッピーエンドになるんだけど、渡辺ペコ作品は何度が読み返し、考えさせられます
あっちゃんとこーへーは同棲しているカップル。
こーへーは職場の上司である女性に「妊娠した」ことを告げられて…
この作家さんの描く世界は、1122といい、とにかく上手く回らない。
お互いの関係もぎくしゃくしているし、一緒に住んでいるのに100の気持ちがすり減っていく。
見ていてぎゅっとなる。
あっちゃんはこーへーを許せるのかな。
職場の女性と浮気して子供まで出来て。でもこーへーはあっちゃんが好き。唸りたくなる。
この後の展開は気になるけれど。しんどさも伴うかな。
大学からの10年付き合いで同棲中のコーヘーとあっちゃん。
29歳の2人ですが、結婚云々はまだ考えていない。
おだやかに暮らしていた2人ですがコーヘーは会社の上司との間に子供が出来てしまった。
1度きりの過ち故、すぐに上司と結婚するとかあっちゃんと別れるとかの話ではない。
しかしモヤモヤするあっちゃん。
しかもあっちゃんは卵巣を切除しなくてはならない病気になって子供が産めなくなってしまう。
コーヘーは上司の高野さんにも逃げずにちゃんと話を聞き、相手の意思を尊重していい人なんだけど、じゃあ何故高野さんと流されてしてしまったのかと…
済んだことは仕方がないのかもしれませんが、実際よそで子供が育っているというのは何かしらあった時にひっかかりになってしまいますよね。
ラストは高野さんも1人で子供を育てて幸せそうでしたし、あっちゃんとコーヘーも結婚して養子縁組した女の子を育てコーヘーは良いお父さんしているようでまあよかったのかな。
最後のあっちゃんの顔がとても充実していてそれはなによりでした!
ストーリーテリングが上手く、この作品以外も読んでいますが、登場人物は男女問わずグルグル逡巡を繰り返すし、でも建設的に前に進まない。現実には何もかもスッキリ解決なんいう方が多いので、リアリティという点で読者を引っ張るんですかね。
どんな人も、何を背負っていようと、自身なりに幸せを求めてといいのだと理解はするものの、ペロッとよそで子供をつくり、ちゃっかり(そんな意識はないんでしょうが)元サヤで家庭をもつ、人当たりだけはいいクズ男晃平ってないわー。一人で子供育てると高らかに宣言した割に、ちょいちょいチラつく高野さんも怖いー。
面白かったけど、共感は全く出来ずという感じ。
渡辺ペコさんの漫画はリアルで怖いです
主人公の事が大好きで結婚したいけど、自分の子供を産もうとしてくれている元先輩と、どちらもら選べないでオタオタしてる彼氏に苛立ちながらも、2人の女性はしっかりと母親になっていく。
元先輩とは結婚できないけど、子供は認知します!って決断と、それを受け入れてシングルマザーとして生きていく事を決めた元先輩。そして、全てを受け入れて養子をとって彼氏と結婚する主人公の心の広さ!
最後まで読まないとスッキリしないので、嫌にならずに読み切って下さい!
10年近く仲良く同棲してきた30歳間近なあっちゃんとコーヘイ。
しかし、コーヘイは一夜の過ちで同じ職場の高野さんを妊娠させてしまいます。
夫婦同然な関係の男性が浮気して更に妊娠させてしまったことはあっちゃんの立場からしてみればかなりショックだろうし、読んでいて心が痛みました。
しかし、長年積み上げてきた情などもあって簡単に嫌いになったりも出来ないと思います。男と女の複雑さも感じました。
主人公カップルの他にも職場の同僚など他の登場人物も魅力的でした。
主人公あっちゃんがかっこいいのに切なくて儚い所もあって。。。
コーヘーは優柔不断。。。優しい?
このストーリー読み進めて行くにつれ胸が痛くなった。
コーヘーの浮気相手に「こどもが出来た」 辛かったよねしんどかったよね。
そして、あっちゃん自身時同じくして卵巣の手術で子供は難しいって事なって想像を絶する思い。
ここで私だったらを想像して具合い悪くなる程。
あっちゃんコーヘーと別れて石田くんとのいい出会いもあったのにお別れして
最終コーヘーと結婚の道を選んだあっちゃんが凄ーいと思った。
好きな人と同じ道を歩む事は自分も後悔なく生きて行きたいからだったと思った。
あっちゃんかっこいい!!
ハッピーエンドみんな幸せで良かったんだけどね。。。
めっちゃ考えさせられた作品でした。
少しモヤモヤした気持ち残ったんですが
星4個はあっちゃんに(笑)
このラストでいいの?とガクッときました。こうへいはいい奴なのに大変なことをしでかします。それを知った後の、あっちゃんの言葉に共感しました。『自分の都合で堕ろせって言わない男でよかった』わかる、わかるよー。しかしグダグダな男なんだよなー。認知するって相手に言うなら、まず先に恋人にそれを伝えるのが順番ではないですか?
高野さんが冷静で自立してる女性で本当よかったね。
蕎麦屋のお洒落男と付き合っちゃえよ!といまだに思う(笑)
無料話だけ読むつもりが、ついつい続きが気になって最後まで読んでしまいました。
あっちゃんとコーヘー、仲良しほのぼのカップルかと思いきや…コーヘーの裏切りは大きすぎます。私なら別れるだろうなぁ。
高野さんは確かに一人でも(お母さん&その恋人もいるし)立派に息子を育てられるでしょうが、そして同意の上でコーヘーと関係を持ったんでしょうが、…でもできればこの子の父親だし好きな気持ちもあるしそばにいて欲しい感を時々出してるし…
あっちゃんは自分を持っていて落ち着いていて好感は持てるけど共感はできないヒロインでした。病気のことがなければコーヘーを選ばなかった気がするし…
話はモヤモヤするけどこの作家さんのセンスは好きです。あっちゃんと女友達の飲み会の時の会話等はかなりツボでした!
男のことは子供を育てるためのパートナーとして割り切って家庭を築く主人公と、
男のことを好きかと聞かれて「もちろん」と笑い一人で子を産み育てる高野さんと、
どちらが純粋に男を好きか?→どう考えても後者。
ダメ男であることに「目をつぶって」一緒に暮らしていく主人公と、
ダメ男であることも「丸ごと受け入れて」離れる高野さんと、
どちらが男を純粋に愛しているのか?→どう考えても後者。
だからラストの終わり方は胸糞。
子供の性別が逆だったら尚更高野さんの方に感情移入してたと思う。