みんなのレビューと感想「曽祢まさこ傑作集 いつか誰かに殺される」（ネタバレ非表示）

人の心の闇が面白すぎて。
イヤミスが好きな人は好きな作風だと思います。
人の心の闇が作り出すミステリーとでもいのか…。ホラー雑誌掲載の作品なので怖いといえば怖いですが霊とか猟奇的ぐろさとはまた違った人間の本質的な怖さが題材で、そのほうがむしろ怖さ増すなあと思います。
あまりに現実離れしたぐろさ怖さは身近に感じられないけれど人間から生み出されうるものとして読むとリアリティがあります。そんな作風だからこそ本作を面白いと感じるのかもしれません。

本当に怖いのは生きてる人間

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亡くなった母が若い頃大学病院のナースをしていました。なくなる患者さんも、少なく無いと思い、怖い思いしたことあるか聞いたら一言生きてる人間が一番怖いと、言われました。年齢を重ねる度ずしりときますね、この漫画家さんの話がリアルに、感じるのは、やはり、そんな点なのかも、まだまだよみます。

大好きな作家さん☆

昔から曽祢先生の大ファンで、めちゃコミを登録してからというもの夜な夜な読みふけっています。笑

特にひねりもなく(言い方悪くてすみません)、シンプルなのでその先を予測できてしまうけど、読まずにはいられない。。

これからも楽しみに読ませていただきます！

口は災のもと

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人のいろんなことべらべら話すってほんといけないことですよね。ずっと昔からそうだったんだろうなとことわざを見て思います。世にも奇妙な物語のような話がオムニバスのようにつまっていて面白いです。

大好き。

曽祢先生のホラー漫画大好きです。思春期の女の子特有の残酷さ、無神経さ、傲慢さ、そういう負のもの全てをねじ伏せるほどの瑞々しい魅力を描くのがとてもお上手です。読んでいるとなぜか懐かしい気持ちになるのも、良いです。

この作者さんのマンガ面白くて好きです。最初の話、おしゃべり好きで知らず知らずのうちに他人を傷つける主人公、まぁ恨まれたり疎まれたりしますよね。自業自得なところがあります。

おすすめ

大好きな漫画家さん。単行本もほとんど持ってましたが、やはり電子版のが楽で良いかな。ストーリーは残酷で優しくてためにもなる、何より面白い絶対おすすめ。

さすが傑作集

さすが傑作集というだけあって、どの話もドキドキ、展開にハラハラさせてくれるサスペンスホラー集でした。とても良かったです。

ありそうな話

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本人に悪気がなくても、口は災いの元。どこで恨みを買ってるかわからないですからね。困ったときには口を噤む、これ鉄則です。

短編で読みやすいけど、ホラー漫画より怖い。読み出したら止まらないけど、日々の言動が重なって、あーなってしまうだなんて、怖すぎる。