【ネタバレあり】曽祢まさこ傑作集 人魚のいない海のレビューと感想

深いです

誰も救われなくてスッキリはしないのですが、孤独にさすらっていた人魚が仲間が欲しくて人間の男の子を無理やり仲間にする。
男の子には本当は両想いの女の子がいて、女の子は男の子を失った悲しみと、人魚の仲間になったから姿を見せられいもどかしさ。
仲間に引き入れた元凶の人魚もまた仲間を失うかもしれない不安があったがゆえの結果が悲しかったです。

「凶星のふたり」が読みたくて

以前も読んだけど、輪廻転生のカルマで同じ事を繰り返すふたり。
物悲しいラストでした。
宗教論でもありますが、「人を憎むな」というのは、相手のためというよりも自分のため。憎しみの意識で、来世にまた出会ってしまう。しかも大抵は逆縁。
この話のふたりも来世は元の仲良しとして出会うといいな。

曽根まさこファン

人魚のいない海しか見ていないけど…海の事故で亡くした人の帰りを待つのは…本当に辛いだろなと思う。もしかしたら何処かで流れ着いていたり…と私なら願って待っていてしまう。

悲しいけど面白い

小学生の頃ハマって読みまくってました。ただ怖いだけじゃなく何処か悲しい気持ちにさせるストーリーが多かったです。人魚～は特に。

こわい

はじめの話は、いちずな女の子と男の子の話でした。最後に、男の子がなくなってしまったのが悲しかったです。

好きな先生なので、読んでみましたが、人魚のお話はあまり納得がいかず好きではなかったです。
どちらも可哀想でした…

無料分だけ読みました。
ホラー感はあまりなかったです。
むしろ切ない‥。
それぞれ乗り越えて幸せになってほしい。

出てくる人物

ジャンルのせいなのか、どうしても作品に出てくるキャラクターが好きになれない。
可哀想なはずの人物でさえ、敵役と同じくらい同情できない。
読後感が良くない。
それが狙いなら凄いと思う。

心はちくちくになるお話です。
ホラーと言うより、悲しみがあふれています。
両方とも可哀想そうです。
気持ち良くない時おすすめできないお話です。

読み始めたところですが…

悲しいストーリーから始まります。
好きな人に死なれて生きていくって凄く辛い事なんだろうなと思いながら、読み進めています。