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少女まんがの金字塔
言わずと知れた池田理代子の超大作。この漫画でフランス革命を学びました(笑)大人になってから読むと、子どもの頃分からなかった発見があり、いつ読んでも読み応えがあります。
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言わずと知れた池田理代子の超大作。この漫画でフランス革命を学びました(笑)大人になってから読むと、子どもの頃分からなかった発見があり、いつ読んでも読み応えがあります。
本編も外伝も全て単行本でも持っているけど、手元にないのでこちらでまた読み始めました。
なんでだろう??
読みにくい…
ペラペラッとした内容の漫画だとネットで読みやすいのにベルばらに限っては、私は紙媒体のほうがよい。。
というのはさておいて、内容ですが己の信念に生きる、真っすぐで高潔なオスカル。
そんなオスカルが女性としての気持ちに目覚め、フェルゼンを思うのももどかしくも切ないが、それを黙って見ているしかないアンドレにやたらと感情移入してしまう私(笑)
二人は結ばれてからの幸せなときが、ほんのひとときで、できたら幸せに末永く生きてほしかったのですが己の正義と愛に偽りなく生きた二人でした。
ときには人として悔いたり恥じたりする人間らしさも満載で私は大好きです。
アントワネットの苦悩や生き様もフランスに嫁いですぐから、断頭台に散るまで変遷が見ものですが大きな流れの前には人の人生なんてちっぽけなもので抗えないものですね。
フェルゼンも最後の最後までアントワネットだけを思い生きてきたが、不幸になってしまった。
その点では、オスカルとアントワネットは幸せだと思いました。
ばあやの最後や、ジャルジェ将軍が最後まで王党派として忠誠を誓い、オスカルとは対立の立場ながらも自分の信念の元命を顧みずアントワネットの牢に助けに行くところもじんと来ました。
嗚呼、みんな愛しい登場人物!
(ド・ゲメネ侯は嫌い)
言わずと知れた不朽の名作。
何度読んでも色褪せないのがすごい。
子供の頃は、美しくて華麗な絵やキャラクターに魅せられました。アレンジやフィクションはあるとはいえ、フランス革命をここまで分かりやすく描いているものはないのでは?
当時も子供なりに感動しましたが、子供ゆえにアンドレが、実は苦手でした笑
しつこく付きまとう男のイメージで…笑
どんどん男っぽい色気を纏っていくアンドレの魅力が、あまりにも子供でわからなかったんですよね。
大人になって読むとアンドレのひたむきさや、長い年月想い続けてやっと実る所は、切なすぎるしその後の悲劇を思うと泣いてしまいます。
アントワネットも大好きでした。愚かな幼い権力者だったとはいえ、やはり魅力的で、華やかな部分と悲劇的な最期のギャップは今読んでも泣きます。
オスカル、アンドレ、アントワネット、フェルゼンと主役級の存在感がすごい。ロザリーもいじらしいし、悪役であるジャンヌや細部のキャラクターも全て生き生きしている。
オスカルは架空の人とは思えない程魅力的でストーリーの肝であり、オスカル無しにはありえない。
これだけ昔の漫画で、作者も当時相当若かったと思うのに、今でもグイグイ惹き込まれる。ストーリーテラーとしても、絵の美しさとしても池田理代子はすごいなあと。
個人的には、この絵のままでいて欲しかったな。
作品なので言う事無いですが、初めて読んだ時(たしか9歳)から今に至るまでただただずっと面白いという印象。
遠い異国の華々しくも波乱に満ちた歴史がとても魅力的に描かれています。
女性だと解っているのにときめかずにはいられないのはまさしく宝塚の世界ですね。そんな格好良いオスカルが唯一見せたドレス姿は本当に美しくて、好きなシーンの一つです。
フランス革命など知らない頃に、綺麗なお姫様と騎士の物語かと思えば、人間関係複雑な、子供には難しい内容だったと記憶しています。
少し大人になって歴史を学ぶように、当時の文化も考えながら読み直すと、当時の一般人の苦しい生活と、対極的な華やかな王侯貴族の世界があって、どちらの世界も、愛も苦しみもあって、それがすごく心に響いてきます。何箇所も泣きました。アントワネットが息子の葬式もあげられないと嘆く言う場面が、人生の帰路に見えてすごく印象に残ってます。
昔から大好きな作品です。
このベルバラがきっかけでフランス革命について興味を持ちました。
昔は学校で教わったことだけでは足らず、参考書で調べたりしたっけ。
今は気になる登場人物がいたら、もっぱらググって調べてます。
アニメしかみたことなかったからコミックでみるのもまたひと味違って新鮮です!
オスカルやアンドレは実在の人物ではないけれど、二人の純愛物語はやっぱり何度みても胸キュンです♡
無料分が減ってしまったのがとっても残念。。。
素晴らしい歴史とラブロマンスの傑作です。私はアニメから入りましたが、そのクオリティの高さに虜になってしまい漫画を愛蔵版で揃えてしまったほどハマりました。当時は、世界史でもフランス史が得意になった日本女子も多かったそうで納得です。
美しく眩いばかりに豪華絢爛なベルサイユ宮殿とマリーアントワネット妃。
‘夜会服も125着作ったし…’の台詞に思わず
馬鹿なの?と声に出してしまいました(苦笑)
いくら若い頃に即位したとは言え、本当に何も知らずに酒池肉林の限りを尽くしてきた王妃。
その傍らで、美貌と剣の腕前はすこぶるなオスカル・ド・ジャルジェ。
年を重ねる毎に絵にも深みが増し、オスカルの美貌も磨きがかかり、心も強く美しくなられていく。
最後まで読ませて下さるめちゃコミ様感謝です。毎日が楽しみです!
今も、繰り返し読んでいます。
高校生の頃に友達に貸して全員がはまった作品です。
オスカル、アンドレ アントワネット、フェルゼン。二組の愛。
オスカルの秘めた恋心。経ちきる為のドレス姿。
胸打たれる色々な形の愛が沢山あります。
動乱のフランス革命‼️
誰が一番、幸せな愛をつかめたのかは、それぞれなんだと思います。
個人的にはアンドレが一番は幸せな愛をつかめたんじゃないかなぁ。
私の、持っている本のなかでは一番の名作です。
絵も美しくて大好きな漫画です!
可愛らしいマリーアントワネットと、美しいオスカルが時代に翻弄されてく壮大な悲劇です。
昔はアンドレよりもフェルゼンが断然カッコいいと思ってましたが、今読むとアンドレの素敵さがわかってきます…
なんとかみんなが幸せになれる道は無かったのかなと。歴史に『もしも』は言ってはいけないのですが、ベラばらを読むとどうしても考えてしまいます。
フェルゼンとアントワネットの指輪のくだりはもう号泣です。
初めて読んだ時はカラーの扉絵の美しさに感動しました!
特に少女時代のマリーアントワネットが可愛い!当時の読者からはオスカルが圧倒的人気でファンクラブもあったとの事ですが、私は断然マリーアントワネット派です。
無邪気で溌剌としていて、漫画の世界から飛び出してきそうなくらい生き生きとしてます。
主要な登場人物はほとんど非業の死を遂げますが、その死に際もやはりアントワネットが格好いいです。
最後までしっかり楽しめるので未読の方はぜひお試しください!