みんなのレビューと感想「IS」(ネタバレ非表示)

IS
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  1. 評価:5.000 5.0

    視野が。。世界が広がる

    ずっと気になっていて キープしていた作品

    インターセクシャル(IS) 確率で2000人に1人
    様々な型があり それによっては 500人に1人とも

    IS 二人の序章の後 本編 主人公 春のストーリーが
    始まります
    世間から隠される事の多い IS。。
    春の両親は 隠さず 敢えて積極的な治療=性決定を
    せずに 春を育てます
    ISを抱える家族としては 異端とも思える
    その姿勢が 春を 心強く育て ISにおける希望の光と
    なっていく。。

    片方の性でも ホルモンバランスにより
    心身ともに不調になったりするもの。。
    ISは 思春期に 男と女の間で 大きく揺らぎ
    読んでいるだけで 胸が痛くなります
    家族や友人の想いに 涙が止まりません

    春の生き方を通して 周りの健常者の意識も変化し
    人として成長していく様子に感動です!

    確率からして 身近な人にも いるかもしれない
    もっともっと 知ってもらって 偏見が薄れるような
    世の中になってほしいと願わずにはいられません

    • 31
  2. 評価:5.000 5.0

    知って欲しい。

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    そういう人たちがいる。
    ということは知っていましたが、
    ISと呼ぶこと、様々なパターンがあること、途中で性別の寄りが変化することもあること、、など
    たくさん知らないことがありました。
    驚いたのは、2000人に1人の割合で生まれてくるのに、あまり存在を知られていないこと。
    なぜなら、ISを隠したり、隠されたりしているから。

    認知されていないから受け入れようとしない人たちがいる。
    受け入れられないから隠して生きることを選ばれてきた。
    いつまでも認知されない。
    受け入れない。
    隠す。

    悪い連鎖。
    悲しい連鎖だと思いました。

    それに立ち向かうべく、自分たちの存在を知ってもらおうと活動する人。
    知ってもらおうとする母。

    一つの個性を持って誕生した彼ら、家族の悩み、苦しむ姿に涙が出ます。
    でも、もっと胸を熱くしたのは
    ISの強さ、心の美しさ、家族のあたたかさです。

    もし、自分だったらどうするか
    いろいろ考えさせられる作品でした。

    知ってよかった。
    まず、知ることから何か変わると信じて。

    • 22
  3. 評価:5.000 5.0

    明るく描いているところが素晴らしい

    私は仕事柄、いろんな悩みを抱えている小~高校生に個人的に深い話を聞くことがとても多い立場にいます
    正直なところ…
    ISについては知りませんでした

    性同一性障害、自傷癖、アスベルガー、自閉症、学習障害…
    様々なことがやっと理解される世の中に近づいてきましたが、ISについては知らない人がほとんどだと思います

    この作品は、その問題の悩みに偏らず、様々な青春模様が描かれていることで、特別視しすぎていないところが大好きです

    恋の悩みも美醜の悩みも能力や貧困、家庭環境の悩みもみんな一緒。
    大切なのはアイデンティティーを強く持ちつつも、柔軟さや鈍感さ、心のはけ口を忘れないこと。

    漫画だと、登場人物は、どうしても綺麗目になってしまうかもしれないけれど、何もしらずに現実にそういう人と向き合うよりも、知っていた方がずっといい

    全ての人に読んでもらいたい作品だと思いました
    多様性のなくなった世の中にもしもなったとしても、ほんのひとかけらの「異質」で、はみ出してしまうものを作ってしまうのが社会です。

    そろそろ、「みんなちがって、みんないい」って、全ての人が思えて、それが健全な社会だと認識して欲しいです

    by 真早
    • 19
  4. 評価:5.000 5.0

    もっと知らされるべき

    何気なく存在は知っていたけれど、2000人に一人の確率で誕生する第三の性別。
    これだけの確率ならば、人類は男と女だけじゃないよね。

    生殖器が未発達も含め両方をもって産まれること、成長過程で心が男性よりになったり、女性よりになったり揺らぐこと、

    性同一障害とはまた別とは言え、まだまだほぼ認知されていない事に疑問符。
    もっと知らされるべきであり、普通に認められるべき。

    相手を好きになることは、どの部分で好きになる?のでしょうか?
    考えさせられる作品と出会った。

    私の好きな人が友人が子供たちがisだったら、自分がそうであったら、難しい問題だが言えることは、そうだとしても絶対的に存在しているのだから、相手を思う気持ちは変わらない。

    • 15
  5. 評価:5.000 5.0

    ★7つ!

    私が未熟者でした。
    すみません。
    ★5つの漫画と比べちゃいけない作品だと思いました。

    苦しみや切なさ、卑しさ、絶望感、孤独感
    本当によく表現されています。

    人間の弱さを目の当たりにしますが、同時に強さも知ることができます。

    みんな戦ってるんですよね。

    スゴイ作品だー!
    涙なしには読めません!!

    • 18
  6. 評価:5.000 5.0

    何度も泣きました

    自分はGIDです。
    子供が作れない、まともな結婚が出来ない、親に言えない。
    自分が諦めていたたくさんの事をただ諦めるのではなく、どうにかする努力をしようと思わせてくれる作品でした。
    有難うございます。

    • 19
  7. 評価:5.000 5.0

    ずっと……ずーっと。

    気になっていた作品です。
    今回10話無料配信ということで、軽い気持ちで読んだはいいけど、その軽い気持ち、後悔しました。
    もちろんいい意味で。

    服さえ着てしまえば何ら変わりない、一人の人間なのに、どっち付かずな、白黒つかない性別のせいで、こうも差別されてしまうものなのか?
    隠し通さなければならないものなのか?

    悩んでいらっしゃる方、身近には居ませんが、読んでいて、とても興味がわくと同時に、心がギュッとなる作品です。

    カミングアウトできないもどかしさと、相談できる相手がネットの中の数限られた方々しかいないという事実、強く、逞しく生きようとする人間模様と、心無い言葉を発する他人。

    もっと知りたいと思いました。
    そして、もっと知って欲しいと、理解して欲しいとも思いました。

    • 8
  8. 評価:4.000 4.0

    知ることの大切さ

    ネタバレ レビューを表示する

    ISのこと、ぼんやりとしか知らなかった。半陰陽という言葉とか、ふたなりとか、そんな噂程度。この作品のおかげで知ることができました。ありがとう。
    実際はこんな綺麗事ではないんだろうし、少女漫画的な要素が強かったので現実味があるのかどうかは別として、ただただ「知る」という点において、この作品の存在意義は非常に大きいと思います。

    性生活については一番デリケートな点だからこそ、もっと深く描いていただきたかったですね。EDとか奇形、他の染色体異常疾患とか、色んな理由で性生活が困難な人はISじゃない男女でも存在するんだし、ISの方々がどのように性生活を送っているのかを描いていただけたら良かった。

    あとは最後ののぞみを引き取るところはまるで犬か猫を拾って育てるみたいなノリでサラッと書いてあるけど、あんなに単純に里親になれるわけないですよね。伊吹くんとの新生活の際には児相との絡みとか養子縁組手続きの障壁とかその辺りも掘り下げて描かれれば一層リアリティのある話になったのに。

    春くんの身体も気になりますね。性ホルモン不足で日常生活にも支障がでる状態なのに激務に子育て…大丈夫なんでしょうかね?
    ホルモン剤内服開始後の心身状態の変化もまるで描写されていないので現実感がなかった。
    また、障害者福祉については情報が弱すぎです。実際の施設を取材されたかどうかも疑わしい。想像で描かれてはいませんか?例えばなんで下半身麻痺の人が車椅子生活ってだけで作業所にいるんでしょう?(笑)麻痺があっても子作りはできますし、色々ツッコミ出したらキリないです。その辺りが残念ですね。作品のテーマとは矛盾した、偏見のようなものを感じました。

    • 8
  9. 評価:3.000 3.0

    ネタバレ レビューを表示する

    まだ春ちゃんの章までしか読んでいませんが、ISであることを受け入れ、カミングアウトして生きていく主人公たちに強さを感じました。

    ですが、現実的には少数派。
    私の知り合いにもISと思われる人がいました。
    男性として育ち、性自認も男性。
    ですが、女性機能が目立ち始め、同時に男性は機能しなくなり、性別変更と適合手術を受けて女性として生きていくことになりました。
    名前も変えて外国へ行き、当時の友人たちとは一切連絡を断ちました。

    逆に最初の性別にうまく馴染んで二次性徴の際にISとわかって必死に隠し通した人もいます。

    彼らにどれほどの葛藤があったか本人たちにしかわかりません。

    本作はISを知ってもらうために書かれていると思うのでISの我が身を肯定する主人公ばかりですが、どちらかの性別を選んで社会に溶け込んでいく人たちを卑屈な描き方には決してしないでいただきたいです。

    by 匿名希望
    • 8
  10. 評価:3.000 3.0

    勉強になったけど

    ラストが饒舌。ともすれば、ハンディを抱えたという条件を加えただけの恋愛話。
    個人的には星野春の章の前までをお勧めする。

    服の上だけじゃない、下の見えない部分で色んなことを抱えている人間がいる。いる、ということは知っていたけれど
    ISは知らなかった。ただたとえ出逢っても一人の人間としか向き合えないから、現実問題どうすることもできないけど無知であるよりいいのかなと悩む。
    どんな人間であれ幸せになること、幸せであろうとすることは自由だ。己の無知からくる態度がそれを侵害することなく、出来ればあまねく人々が幸せだと感じる時が、それをわかち合える時が少しでも多いことを祈っている。

    • 6
全ての内容:全ての評価 1 - 10件目/全770件

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