みんなのレビューと感想「溺れるナイフ」（ネタバレ非表示）

感情移入しやすい自分…

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私、漫画が大好きで今までどれだけの漫画を買ってお金を費やしてきたか計り知れません。w
特に感情移入しやすい性格で一つの漫画を読み終えた後の脱力感やら何やらは他の人に到底説明しづらいです…。
そこでこの作品。随分前に手にとって５巻くらいまでは見てたのかな？当時もすごく気になってたのに何故か続きを買いませんでした。思い返せば、あぁその時はまだ漫画を読んだ後の感情の浮き沈みとかメンタルが今より弱かったんだなぁ、、と。コウちゃんに対する自分の想いが強すぎて、好きすぎて…このまま読んだらこりゃやばいぞ、と(今もだけどw)
今回実写化するに当たり自分も成長したしw大人買いしてみよう！！と思い全て読みました。
思う事は
『あぁやっぱりあのまま読まなければよかった』
うん。なんとも表現しずらいですが…読み終えて幸せだけど、だけど、、という感じ。つらい。たくさんの漫画を今まで読んできて、定番のハッピーエンドも好きだけど一癖二癖ある終わり方も好きでした。この溺れるナイフも、一癖二癖あるけど結果ハッピーエンド。嫌いじゃないしむしろ好きなのに…何この虚無感。終わった後の心臓のざわつき…。今までにない、新しいジャンルの感情移入の仕方でしたw
なんてまとまりのない感想だ。笑
とにかく、単行本も全て買ってまたじっくり読み返してみます。そうしたらこの胸のざわつきもおさまるのかなぁ…。
今後どんな漫画に、どんなかっこいい男の子にでくわそうともコウちゃんを超える男の子はいないでしょう。断言。あぁこれがリアル(現実)の自分の理想の人なのだと気づかせてくれました。こんな人に私も出逢いたい。

コウちゃん…うぅ…だいすき…(´；Д；`)

不思議な作品でした。
心暖まるものや、胸がキュンとなったりドキドキしたりする少女マンガは他にあったけど、それとは違う。
でも何故か引き込まれて、一気読みしていました。
そして読み終えた後も、思い返さずにはいられなかった初めてのマンガです。他のマンガではこんなにならなかったのに。やっぱり不思議な作品です。

中の絵は表紙より相当キレイです☆
(もう少し分かりやすくても…と思った部分はあったので★4つにしました。)

私は30代の独身女性です。
仕事をしている自分も大事で失いたくない。
精神的にも強くなれて前向きにやれているけど、自分でも気付かないところに空洞があって、そこを突つかれたような感覚になりました。
やっぱり1人は寂しいな…
そう思えた、私にとっては大きな作品でした。
感想は個人個人で違うと思いますが、私のような働く女性に、特に読んでみて頂きたいです。

ドラマチックな内容に渦巻かれる！

読んだら止まらず、課金しまくり…それくらい勢いのある作品で、読み終わったら大きなため息が漏れました。

10代ってこんなに激しいっけ？と思いましたが、どの登場人物の設定も複雑な環境、思いを抱えていて、純粋すぎず、大人すぎない微妙な年齢をまさに生きていて、その生をほとばしらす姿に引きこまれていきます。

田舎ならではのしきたりや、事情が筒抜けな所は凄くリアルです。
同級生同士の嫉妬や噂が常に絶えない所とか…。
会話も表情も生き生きしていて、それゆえ読んでいて辛い箇所もあります。

強くなろうとするナツメも、堕落してしまったコウちゃんも、みんな応援したくなる！

ラストは読者に委ねる形ですが、10代を生き抜く姿まで読みきるとホッとします。
事件の呪縛も痛々しい形ですが、解かれてゆくので安心します。

本当にいい作品でした！

ただ、私は大友派でした！
彼の笑顔には癒されました～

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初めて読んだ時は他にない世界観、夏芽とコウちゃんの関係性にドキドキしながら読みました！
漫画の世界だけでなく、読んでいるこちらも二人の存在感に圧倒されます。
舞台はがっつり日本の田舎なのに、まるで海外映画を見てる気分になります。
ただ、大友と付き合い始めてからは「この先どんなラストを迎えるんだろう？」と期待しながら読んでましたが、すっきりしない終わり方だったのが残念。
コウちゃんとヨリを戻すにしても、大友の退場時はもっと見せ場が欲しかったです。

深いなぁ。

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都会から田舎に引っ越す小学生編からスタートするので結果的に長編漫画になるけど、つい気になって読み続けてしまいました。かなり引き込まれます。ただの娯楽漫画ではなく、衝撃的で辛いシーンも多く主人公2人が強烈に惹かれあっているのに離れたりするし、途中コウちゃんにイライラして嫌気もさしましたが、逆に大友くんの存在には癒されたり。思春期特有の心の葛藤や、闇、安定に逃げてしまう人間のエゴなどとても心理描写が面白かった。ただのハッピーエンドにはおさまらなかったけど、続編や、５５歳で結婚するまでのストーリーも気になるので描いて欲しい。

設定が秀逸

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この作者が得意な展開！中でもこの作品は本当に秀逸だと思います。
自分の価値観をしっかり持っている故に周りから浮いた存在になっている主要人物達の、恋愛を通して成長していき、離れたり憎んだりしつつも、結局似たもの同士で最後まで強く惹かれ合う…みたいな。
閉鎖社会のドロドロや、モデル＆女優というキラキラした世界の表と裏も見事に描かれててハマるし、その他平凡な？人達も丁寧に描かれている。結局主人公2人が強そうに見えてとても繊細なところも魅力的。
とにかくナツメが素敵！私は沢尻エリカを連想します笑

映画化

菅田将暉くんがコウちゃん役で、それはそれははまり役でしたのでぜひご覧いただきたく。
モデルで東京から来た夏芽は、田舎のお年頃の子達からはとてつもなく眩しい存在だが、夏芽もまた中身はただの女の子で、好きなひとにただ認められたくて、求められたくて、それまでの孤高めいた態度から受け身な態度へ変わっていくそんな過程が、切ないような、懐かしいような、疎ましいような。思春期のころのそんな姿が、大人にとっては忘れかけたかつての自分の姿を見せられているようで。
この年頃独特の「尖った」心が溺れていく様子はザクッとタイトルに表現されている。なんとも、文学的なマンガと言える。

全巻読んで・・

まず奥が深過ぎて理解出来ない所が多々あり、
絵も私好みでは、なかったのだけど読み進めて行くうちにハマっちゃうんですね〜
17巻という大作ですから　こちらも気を引き締めて
読ませて頂きました。
最後の所で17年前にナツメとコウが再開した・・とTVでテロップ出てましたが、あぁその時に出来た子が春太さんなんだな？・・とか思いを整理しながら考えていたらあの場面は、どうなんだろう？とかこの時は、どう言うことだったんだろうとか頭ぐちゃぐちゃになってしまって・・終わってから暫くは、考えさせられてしまってましたね。
これからもくりかえし、何回も読んでみたい作品だと思います。

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『ダンスダンスダンスール』を見つけてから、１０代の頃をなつかしく思い出しながら、ジョージ朝倉先生の作品を読んでいます!
少女マンガを読んでいると、このセリフ、設定、前にも見たな～ということが度々ありましたが、全てが新しくぐいぐい引き込まれる作品です!絵もただかわいいだけでなく、躍動感がすごいです！まだ27話なので語れる程ではありませんが、ジョージ朝倉先生の作品なら間違いないです！！

先に映画を見ました

漫画に勝るものはなし。ジョージ先生のなんとも言えないドキドキ感が好きです。
映画でも珍しく世界観は残ってましたが、キラキラした感じや、
伝えたいことが伝わらずにモヤモヤする感、同じ方向で過ごしていきたいのに
相手を思うことでの葛藤や・・・この世界観、引きずり込まれます。
でも最後はうまくいきそうですね。（最後までまだ読んでない）