5.0
「たがが『万引き』」と思いがちで、「スリルを味わいたい」「出来心」等、軽い気持ちで、やってしまう万引きという行為。。
だけど、れきっとした「犯罪」なんだと再認識させられました。
「友達が欲しい。。」という一心で万引きに手を染めてしまった主人公。。
けれども、そんなもので得た「友達」は、所詮、「もどき」でしかないです。。
それでも、やっぱり、孤立化するのは辛い。。
私も、学生時代、友達が一人もいなかったから、主人公の気持ちがよく分かります。
最後、自分の「過ち」に気づいた主人公。。
立派な事だと思いました。
「過ちは、人間を決めない。
過ちの後が、人間を決める」。。
「過ち」に気づいた主人公の今後を決めるのは、主人公次第ですが、全うな人生を歩んでいくだろうと思います。
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