アイシテル ~海容~

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あらすじ

私の息子が殺された……。いつもと同じ日のはずだった。たった10分間の母親の不在を除いては——。下校時に行方不明になった7歳の清貴(きよたか)ちゃんが死体で発見されたのは行方不明になった翌朝。殺された我が子を受け入れられず呆然とする母親。やりばのない怒りと悲しみ、綻ぶ家族の絆——。そんな中、被疑者として保護されたのは11歳の少年だった!! 全ての母親に捧げる、渾身(こんしん)の物語——。

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アイシテル ~海容~ のスタッフレビュー

ゆっきー

愛する息子が、命を奪った・奪われたとき

もう一度あなたを抱きしめたい、ただそれだけ

『アイシテル~海容~』は、2009年にテレビドラマ化もされた話題作です。小沢家は父と母、中学生の姉と小学1年生の弟・キヨタンこと清貴の4人家族。おっとりしたキヨタンは家族のアイドル的存在でした。

ある日、外出が長引いてしまった母親が家に着くと、そこには息子のランドセルが。入れ違いになってしまったと息子の帰宅を待つものの、なかなか帰宅せず、最終的には警察に届けることに。家族が安否を気遣う中、息子は帰らぬ人となってしまいます。そして、息子を殺したのが同じ小学生男子だったということが判明するのです。

どんな罪でも人はいつか許せる時が来るのだろうか

どちらの息子もお互いの母を大切にしていたが故に起こってしまった悲劇。息子を殺された母親は、事件の発端になる言葉を息子が話したということに驚き、一方の母親は、自分の息子が殺人を犯したという事実に深く傷ついています。

被害者の母親は叶うならもう一度抱きしめたいと願い、加害者の母親は、自分がもっと息子に歩み寄れば良かったと嘆きます。立場は違えど、二人の母親は我が子に深い愛情を持っていました。だからこそ、行き場のない悲しみだけが色濃く残ってしまったのです。

海のように広い心で、相手のあやまちや罪を許すこと。タイトルにある「海容」という言葉にはこういった意味があるようです。1ページがとても重く、軽々しく読み進められるわけではありませんが、この「苦しさ」を胸に刻み、海容がある人生とはどんなものなのか…そう問いかけられる作品でした。

2016/08/29 10:00

ユーザーレビュー

  1. 評価:5.000 5.0
    by 匿名希望

    6人の方が「参考になった」と投票しています。

    初めて一気読みしました

    ネタバレありのレビューです。表示する

    最初から最後まで泣きっぱなしでした。ドラマもやってたんですね、知りませんでした。
    私には4歳5歳の娘がいます。やっと手が離れてきて自分の時間ができました。クックパッドやニュースなど調べ物、実家の家族とのLINEや趣味の勉強の為YouTubeなど暇さえあればずっとスマホをいじってばかり。スマホを見てる時だけが現実逃避の時間でした。娘達を疎ましく思い、言い訳ばかりで遊んでやらず自分の時間を優先する事もしばしば。ダメな母親だと自覚してるけど今だけだからとやめられない。でも娘達の事は本当に大切に思っています。そう思うならもっときちんと向き合わなければ…自分を見てくれない母親…子供がどんな気持ちになるか…気付かせてくれた作品です。今からでも遅くない。明日からはスマホを置いて精一杯遊んでやりたいと思います。ありがとうございました。

  2. 評価:5.000 5.0

    23人の方が「参考になった」と投票しています。

    とても素敵な作品でした

    今まで読んだストーリーの中ではダントツです。。。

    涙が止まらないというよりうめきながら読んでしまいました。

    ちょうど私にも7歳離れた弟がいて
    まさに母の愛は弟に溺愛そのもの
    私からしても うざい弟でした
    お姉ちゃんの感じる気持ちが手に取るようにわかり
    私とは家庭環境は違うものの
    感情がむき出しになり
    ストーリーの中に吸い込まれて読んでしまいました。

    罪を犯した側も
    犯された側も
    どちらも とても切なくて みんな
    母親と言う存在はどうであるべきか
    毎日考えているのかもしれません

    私も高校生の息子と中学生の息子の3人男の子👦を育てております。

    みんなかけがえのない存在で 同時にいつまでもかわいい存在ではありません。

    でも良いお母さんじゃなくても
    お母さんが貴女で良かった。と
    思ってもらえるような母になりたいなぁ~とあらためて思いました。

    個人差は有るかもしれませんが。

    めちゃコミで一番お奨めしたい作品でした。。。





  3. 評価:5.000 5.0

    11人の方が「参考になった」と投票しています。

    深い、、、

    ネタバレありのレビューです。表示する

    ドラマは観たことなかったのですが、試し読みから衝撃をうけて第二部の絆まで読んでしまいました。
    良い作品でした。
    きよたんが行方不明から死体で
    発見されるまでのシーンが何ともシリアスで読みながら緊張感がありました。
    愛情をかけて育てた息子が突然殺されてしまう。そして犯人もまだ小学生、、、そんな状況での親や姉の葛藤が胸を打たれました。
    加害者の智也もまた、初めは困っている被害者を助けてあげようとトイレまで連れてってあげた優しさもあり、、、ただ、無邪気なきよたんの発言が、自分の母親を侮辱された気がしての衝動的なものだったと思いました。

    猟奇的や快楽的であやめたわけでなくても、世間のイメージは『異常者』
    そんな加害者に
    『親切にしてくれたのに、息子が傷付ける事を言ってごめんなさい』
    と言う手紙を書いたきよたんのお母さんの文に涙が出ました。。。そして、加害者の幸せを願っているという一方で、子供ができたらあなたも自分がした事が分かる。という内容に、全てを許し切れるはずがない葛藤を感じました。

  4. 評価:5.000 5.0
    by 匿名希望

    16人の方が「参考になった」と投票しています。

    心にずっしりとのしかかる作品

    ネタバレありのレビューです。表示する

    久々に重く、読んでて辛い作品でした。
    ネットの闇の深さとネット社会の恐ろしさ、人の心の弱さが存分に描かれた、とてもいい作品だと思います。

    見ているだけの私達が一番気をつけなければならない事がきちんと書かれているのもまたいいですね。
    加害者もまた被害者でありうる事、マスコミやネット住民、テレビや新聞を見ているだけの、全くの第三者が新たに加害者となりうる事。
    正義面してネットに情報を上げては拡散し、加害者を徹底的に攻撃する自分勝手なその行動は、被害者宅に押しかけて写真だインタビューだと言いながら攻撃する自分勝手なマスコミと何一つ変わりやしない。
    そしてそれらの行動がまた、新たな被害者を生み出しかねないという事を、誰1人として考えもせずに行動する。
    それを煽るのもまたマスコミです。
    手柄や名声、トップ記事やセンセーション、そんなものしかない癖に被害者遺族を大いに苦しめる。セカンドレいプみたいなもんですね。
    改めて不愉快な存在だと思いました。

    被害者遺族と加害者の家族が歩み寄るなんて、一番の皮肉。
    身近な人にでさえ理解されず、寄り添っても貰えず、好奇の目で見られたり腫れ物扱いしかされない。

    ともあれ被害者の母と加害者の母、相反する中で共通点があり、またお互いを思いやる事が出来る、そんな人が今の世の中にどれだけいるのだろう?


    被害者遺族、加害者家族、加害者本人。
    そして、そこに寄り添う福祉の方々。
    全員の気持ちが痛いほど伝わってくるし、本当に色んな事を考えさせられました。

    少年犯罪の闇の深さを常に作り出しているのは、家族は勿論、無関係であるはずの我々大人だという事を忘れてはいけませんね。

  5. 評価:5.000 5.0

    19人の方が「参考になった」と投票しています。

    考えさせられる作品

    TVドラマでやっていた時、同じ年頃の小学生の子がいて、もし自分が被害者、加害者の両方の母親なら?どーするだろ?
    自分の子育ては、どーだろ?
    と、考えて見てました。
    また、同じ作品を読み、また同じく考えてしまいました。

    どちらかが、大人だったら起きなかった事件。被害者、加害者が、未熟で純粋さが残る小学生だったからこそ起きた事件。

    子にとって良い母とは、なんだろ?子を愛さない母などいないはずなのに、近すぎて気づけない、多忙の中で見過ごす子からのサイン。
    悲しく重いテーマの作品ですが、読んでおくべきだと思います。

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