5.0
世界観に酔える。
紙でも持ってるけど、スマホで手軽に読めるのも良い。
言わずと知れた、映画にもなったモヨコ先生の代表作。
「自分の描きたいモノを描いた」
という世界観、線がイキイキしてます!
ねっとりした線が艶かしく、妖しく、哀しい遊女の世界に誘います。
でも、美化はしない。女せんも、禿の異様な髪型も、そのまま描く。
そこには、お金でやり取りされる事への、静かな怒りが有ると思うから。
そして、今の少女達への、自分を大事にして欲しい気持ちも、きっとある。
軽く考えないで欲しい。そんな作品です。
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