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みんなのレビューと感想「さくらん」(ネタバレ非表示)

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  1. 評価:5.000 5.0

    世界観に酔える。

    紙でも持ってるけど、スマホで手軽に読めるのも良い。
    言わずと知れた、映画にもなったモヨコ先生の代表作。
    「自分の描きたいモノを描いた」
    という世界観、線がイキイキしてます!
    ねっとりした線が艶かしく、妖しく、哀しい遊女の世界に誘います。
    でも、美化はしない。女せんも、禿の異様な髪型も、そのまま描く。
    そこには、お金でやり取りされる事への、静かな怒りが有ると思うから。
    そして、今の少女達への、自分を大事にして欲しい気持ちも、きっとある。

    軽く考えないで欲しい。そんな作品です。

    • 13
  2. 評価:5.000 5.0

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    この話を読んで、江戸時代の遊郭の慣習が自然に理解できました。
    またモノローグが詩的で素敵です。
    土屋アンナさん主演の映画も見ましたが、ラストが納得いかず、こちらの漫画の方の終わり方のほうがずっとずっとかっこいいと想います。
    たしか、続編が雑誌で掲載されていたと思うのですが、それはコミックには掲載されていなかったので、お蔵入りになってしまったのでしょうか......面白かったのに残念です。

    by 匿名希望
    • 5
  3. 評価:4.000 4.0

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    昔、この漫画が原作の映画を見て興味が湧きました。
    花魁や女郎さんて、どんな思いで仕事をしていたのだろう。同じ女として考えると悲しくなる。
    時代が時代なだけに、人権もなく、性的搾取をされ続け、好きな人にも裏切られる。
    どんなに表面はきらびやかに着飾っていようが、切なくただれるような想いで生きている人たちが本当に存在した(存在している)と思うと、そんな方々の幸せを願わずにはいられません。

    by 匿名希望
    • 4
  4. 評価:5.000 5.0

    映画も原作も大好きです

    安野モヨコ先生の作品は学生時代にはまり、当時全部の作品の単行本を持ってました。さくらんは中でも大好きな作品。遊廓花魁の話を安野モヨコ先生らしさで描かれていて、激しく哀しい遊廓の世界、特に心情が描かれています。映画化は好きな写真家の蜷川みかさんの初監督、きよはを土屋アンナともう大好物揃いでDVDも持ってます!映画も蜷川みかさんの世界観と感性で美しく鮮やかに、妖艶に創られてて是非見てほしいですが、漫画には映画には現しきれてないものがあり、やっぱり原作ありきなのでお勧めしたいです。

    • 2
  5. 評価:4.000 4.0

    作者が好きです。

    ネタバレ レビューを表示する

    花魁の様子を描いた作品、作者が好きで購入しました。華やかな一面だけでなく裏側も描かれていて悲しい気持ちになりました。本気で想っていた人に遊ばれていたと気付くシーンが切ないです。この作品を読むと美人だけでなく床上手も持って産まれたものなのかなと思ってしまいます。いつの時代も女同士の世界はどろどろしているもんなのでしょうね。人と比較したりされたりすることに嫌気がさす今日この頃、漫画を読んでスカッとしたいです。。

    • 3
  6. 評価:4.000 4.0

    カッコイイ

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    主人公が騙し、騙されながらも、自分を貫き通して、這い上がっていく姿はとてもかっこよかったです
    女通しの嫌味や争いも、主人公が好きになってしまったあの時の切なさも、読んでいて引き込まれていきます
    映画化もされている作品ですが、原作を読んでから映画見る方が私的にはおすすめです
    その方が原作が際立つし、映画見てから、また原作を読み返したくなります

    by 匿名希望
    • 3
  7. 評価:4.000 4.0

    豪華絢爛

    廓話にしては、かなり華やかなストーリーです。ほんとうはきっともっとジメジメしたウェットな世界でしょうね!でもこれは安野先生の一貫して描き続けている、真っ直ぐな率直な損得勘定のない、美しい生き様の女性像を描くための舞台装置だと思います。私は主人公のバカな、正直な、美しい生き方をいいなとおもいます。自分なら、大口の侍顧客を待たせて怒らせながら、愛する人とコソコソ相引きするなんて絶対やらないから。

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    ネタバレ レビューを表示する

    吉原題材のものは漫画も映画も基本的に同じ題材でストーリーが続いていく。さくらんも目新しさはないです。
    なのにこの切なさ。
    様々な題材をかいてきた安野氏が、本当に丁寧に主人公の心情を描いてます。
    最終回があっさりですが、別に続編があったとか。そちらも見てみたい。
    映画の終わりは俳優さん同士がお似合いすぎて良かったけど、ちょっとムリヤリだったし。

    • 1
  9. 評価:5.000 5.0

    1話が短めですが

    紙の方で何度も読み返してしまう、愛読書です。こちらでも取り扱ってるの、いいですね。1話1話が短めですが、それ相応のポイントになってますね。
    言わずもがな、安野モヨコ先生の小気味よいセリフの数々と負けない強気(に見せている)花魁のお話。どうしようもなく、恋い焦がれる男女。声はだすものじゃなく出てしまうもの、なんて真理。

    • 1
  10. 評価:5.000 5.0

    かっこいい~!

    人生に悲観せず、勝ち気に生きる主人公が素敵です。
    遊郭は、女にとって悲しい場所、でも唯一女がのしあがれる場所。
    騙し騙され、セツナイながらも、強く突き進む主人公は、かっこいいです。
    映画も綺麗だったが、漫画も中々でした。

    • 6
全ての内容:全ての評価 1 - 10件目/全348件

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