梟のレビューと感想

梟
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  1. 評価:5.000 5.0

    最も深く、大きな転換の章

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    鼠から始まる物語の第3章。
    前章のバタフライで、たまきちゃんをきっかけにした兆しはあったけれど、
    梟では互いの心の闇間に深くダイブしてゆきます。

    本当に惚れるとは、「全てに於いて、その人だけが例外になってしまう」という名言、

    エゴだと言いながら、相手の幸せを思いやる優しさがあるからこその、自信のなさ、苦しい逡巡、そこからの食い違う覚悟。

    弱くなる今ケ瀬と対照的に、受け身だった恭一がふとしたところで見せる変化にゾクリとする。
    縛られる側から、縛る側へ、
    今ケ瀬への呼びかけが「おいで」から「来な」に。

    そして、最後の別れ。

    なぜ、どうして? これがベストの結論なのか? ・・そうかもしれないと、釈然としない気持ちを抱え、登場人物たちとともに痛みを感じ、迷いながら、彼らの幸せを願わずにいられなくなる。

    深い、切ない、愛おしい。

    見事なまでの心理描写、
    気づいたら、静かに涙があふれている、そんなピュアな第3章。

    そして、最終章の鯉が待っている。

    行定監督で映画化も決まったそうですが、
    第1章の鼠から、絶対に飛ばさずに読んでほしい、名作です。

    • 7
  2. 評価:5.000 5.0

    今ヶ瀬君の愛情の深さに涙です。

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    前々作の窮鼠は…ではスカッと心地よい、ゲイvs女の対決を見せて頂きましたが、今回は何とも切なかった幕引きでしたね…😢たまきちゃん相手では、今ヶ瀬君が弱気になるの分かります。いつもは攻め一手だった今ヶ瀬君が受けになる瞬間は、個人的にめちゃくちゃ良かったです😍恭一さんも、本来は攻め派だと思うのでしっくりきたなと感じました。恭一さんを愛する事を望んでいた今ヶ瀬君だけど、本心はきっとめちゃくちゃ愛されたかったんですよね😢念願叶ったのもつかの間、たまきちゃんとの急接近に彼のメンタル遂に崩壊です。別れのシーンで、恭一さんの好きな所を羅列して語った今ヶ瀬君に私の涙腺も崩壊しました。

    • 4
  3. 評価:5.000 5.0

    『窮鼠』シリーズ第3弾。ラストは圧巻…。

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    水城せとな先生の『窮鼠シリーズ』の3作目で、起承転結の「転」に当たると思うのですが、本当に大きな転換点となりました…。(シリーズ一覧で検索出来ます。未読の方は、そちらをご参照ください。順番に読むのをオススメします。)

    自分の話で恐縮ですが、実はBLを読み始めた頃にシリーズ物と知らずに本作『梟』から読み始め、驚愕と胸の痛い結末に茫然自失し、続けて『俎上の鯉は…』も読んで、凄い作品だと感銘を受け。

    後で読んだ『同棲愛』もそうでしたが、人間や恋愛を綺麗事で済まさない、BLの定石や予定調和では終わらせない、水城先生の独特な世界だなぁ…と。
    また、本作でも女性(たまき)の存在が大きく、これも水城先生の作品の特徴かと。

    最初に衝撃を受けたせいか、『窮鼠』シリーズの中でも本作『梟』は、自分には特に別格な作品になっておりまして。僅か5話の中に、濃密な感情や心情が綴られていると思います。

    ずっとイニシアティブを握って攻めだった今ヶ瀬が、本当は恭一に貪るようにめちゃめちゃに抱かれたかった事が、切なかった。そして「俺がどんなに『だめ』って言ってもやめないで」の台詞が、胸に迫る。

    前作の『憂鬱バタフライ』から、恭一を信じきれず、いずれ女性を好きになると苦しむ今ヶ瀬の感情の不安定さが現れていましたが、「貴方には俺じゃだめだし、俺も貴方じゃだめです」と。海を見ながら朝日を待つシーンは、圧巻でした。
    これは、ずっと別れを想定し覚悟していたからだろうけれど、本当は最後まで引き止めて欲しかったんだろうなぁ…。

    しかし「お前はずっと苦しかっただろう」と、別れを受け入れてしまう恭一。これは今ヶ瀬が苦しむからではなく、苦しむ今ヶ瀬を受け止められない恭一が逃げたんだと思いました。それは人間らしい弱さであり、ズルい自己保身でもあり。

    だからラストに感情が溢れた恭一の「だめじゃないって、俺が言ってやらなきゃいけなかった…!」という慟哭、ずっと言わず認めずにいた「…そう、恋人だった。好きだったんだ。」という言葉。
    (神様が本当にいるのなら、どうかあの男を幸せにしてやってください。大切な、たった一人の俺の男を、どうか…)

    続編(最終作)の『俎上の鯉は…』では、さらに恋愛の「業」の苦しさや、理性では押さえられない感情の汪溢があり、結末は苦味もありますが、綺麗事ではない心に沁みる作品でした。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    泣いた

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    今ヶ瀬がただのねちこいゲイではなく、身をひく潔さも持っていたんだと思って切なくなった。
    今ヶ瀬が実際にたまきちゃんに会って人となりをみて大伴の幸せを願ったのかもしれない。
    終わりにしましょうとは、賭けに出た言葉だったけど、別れになる事は分かっていたと思う。
    別れてたまきと始められた大伴に、今ヶ瀬が自分の恋人だったこと、好きだったと気付くきっかけになったのはよかったね。
    普通のカップルでも好きなまま別れて幸せを願われる事はそんなにないと思う。

    by 匿名希望
    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    あぁ、道が

    切ない。
    今ヶ瀬渉と大伴恭一の道が違えていくのか。
    恭一だって、わかってる。
    でも、体裁とか色々面倒なものをとっぱらうことができないんだよなぁ。
    今ヶ瀬が言うことが、いちいち当たっていて予言者かよ!と思うけど、男も女もわかっちゃってるんだな。一気読みしちゃいました。

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

    BLは興味なかったけど、、、

    絵も綺麗だし、とても切なくて、ハマってしまいました。
    元々は実写映画で知り、映画のラストに納得いかず、原作にたどり着き、
    あぁこのラストなら、スッキリだったー!
    読んで良かったー!と思った。
    大好きな漫画の一つになりましたー!

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    読み返したら…

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    なんて、なんて深く切ない話でしょう…!!
    この作品はシリーズですが、梟が一番感情の起伏が激しくどの立場から見てもつらく美しいです。何回読み返しても泣けるので、まとめて購入しかありません。笑

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    せつない

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    本当に感情描写が素晴らしいです。言葉と心の裏腹な感じは読むものの心がよじれてしまうようなもどかしさがあります。結局両思いだった。お互いに解っていたのかも。でもそれは叶わないと考えた。せつないです

    by milon
    • 0
  9. 評価:4.000 4.0

    壊れていく一ノ瀬

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    この読み切り分は切なすぎる。
    なぜこうもうまくいかないのか、互いに信じられないのか、正解が見つからない回です。

    本当の愛とはなんなのか誰にも分かりませんが、この2人にはうまくいって欲しいと願うばかりです。

    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

    ノンケだからこそわかる気持ちがある

    揺れる乙女心ってのがあると思うんだけど揺れる男心ってのもあるんだよね そういうのすごく分かる分かるな 分かる解る これ以上はネタバレで書けません

    • 1
全ての内容:全ての評価 1 - 10件目/全98件

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