4.0
現実にはない事だけど、ドキドキ。
単行本で読んだ事ありますが、カードを通して異国の地からやってきたランスロットとヒロインの出会いは、現実ではありえないけど、私は好きでした。
想いが通じ合って、気持ちに素直になって、ランスロットに飛び込んでキスするシーンが一番好きでした。
結城君は邪魔しようとした時は好きになれなかったし、報われずに残念だったけど、その後もヒロインとランスロットの友人として接していく展開は好きだった。
ランスロットも中盤~終盤にかけて、葛藤していくところや、一時的な別離やヒロインの記憶喪失は残念な部分もあるけど、現実ではありえないんだけど、ドキドキしました。
単行本だと全2巻ですが、せっかくいいラストだったのに、同時収録されている2つの全く別の短編ストーリーが残念すぎました。(めちゃコミなら確か17話あたりかな)
これを掲載するくらいなら、ランスロットとヒロインの数年後とか、ヒロインの弟目線から見た二人の様子の話とか二人の新婚生活とかのその後を描いて欲しかったし、実際に読みたかった。
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