5.0
あたらしい家族をつくるためについたウソ
自分の親を尊敬できなくて、早く自立したくて妊娠しているとついたウソが、結局自分を一番苦しめる結果になってしまう悲しさ。大好きな相手をも巻き込んだ大騒動に。
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自分の親を尊敬できなくて、早く自立したくて妊娠しているとついたウソが、結局自分を一番苦しめる結果になってしまう悲しさ。大好きな相手をも巻き込んだ大騒動に。
この作者さんが好きで、こちらも読んでみました。期待通り面白そうです。楽しみに読み進めていこうとおもいます。
今どき、授かり婚なんてめでたい表現があるのに、どうしてこんな言い方するのかね。典型的な毒親だな…めげずに幸せになって
そういう考えなのは仕方がないけれど、感情のままに発言して態度に出すなんて、みっともない。
いますよねこういう人。
まだ途中までしか読んでいませんが、野崎先生の描く主人公の女の子の雰囲気がとても好きです。
幸せになってほしいなと思います。
私も自分の家族、あまり好きではないから
解る気がする
でも完全には別離できないものがあるのもわかってる、なんでそういう感情が残ってるのか不思議だけどね
家族の数だけ幸せの形もある!という事なのか
主人公は妹の方が母に愛されているとコンプレックスを感じながらも、子どもができ理解のある伴侶を得て幸せのスタートを切るはずが、まさかの結婚式での流産…。思いやりのない母親の言葉に傷つき、同時期に妊娠した妹の子どもは、順調に成長を重ね、喜びつつも嫉妬の思いが拭えない。父親は、母親との生活に見切りをつけ、定年退職のその日に出て行く。妹の旦那はとんでもない女たらし、人たらし。妹が突然亡くなってしまったことから、また事態が変わる。人の嫉妬の気持ちがひしひしと伝わる描写だなーと思う。本当は愛し愛されたいのに、うまく表現できない不器用さ。傷つけられた母は、人を傷つけるような言葉をかけて衝突してしまう。だけれども、ほんとうは父も子どもも愛しているのだ。皆家族が欲しいのだ。