5.0
篠原せんせいの作品は全て最高です
この作品も、何度でも読み返したくなる作品です
人間的で人間を食べたくない主人公
主人公を唯一殺せる(鬼でなくならせる)ことができる白虎
オリジナルの配偶者で、主人公を1000年以上守ってきた高雄のあまりに悲しすぎる運命、1歳しか違わない娘との蒼龍争い…などなど
読み応えたっぷりです。
個人的には高雄とハッピーエンドになってほしかったなぁーと思います
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篠原せんせいの作品は全て最高です
この作品も、何度でも読み返したくなる作品です
人間的で人間を食べたくない主人公
主人公を唯一殺せる(鬼でなくならせる)ことができる白虎
オリジナルの配偶者で、主人公を1000年以上守ってきた高雄のあまりに悲しすぎる運命、1歳しか違わない娘との蒼龍争い…などなど
読み応えたっぷりです。
個人的には高雄とハッピーエンドになってほしかったなぁーと思います
篠原先生といえば「天は赤い河のほとり」が
有名だと思うのですが「蒼の封印」も個人的に大好きな作品の一つです。
カイル殿下が好きな人はこの作品に出てくる彬にもハマると思います!カイルよりも若さが全面に出てくる場面もあり(実際に年齢も若い?)そういう未熟ゆえに成長が楽しみ…みたいなキャラクターにも惹かれました。
ただそんな彬を凌ぐ位魅力的な登場人物が高雄だと思います。天は赤い河のほとりにラムセスがいるように本作にもヒロイン蒼子を彬と争う高雄というキャラクターがいるのですがその高雄が本当に魅力的で切なくて、まさかこんなに高雄に感情移入する事になるとは思いませんでした。高雄視点で最初から読み返すと全く違う物語になるかなと思います。篠原先生好きな方には是非一度読んで頂きたい作品です。
漫画は独特の言い回しで、感覚や感情を表現してるところがすごく好きです!
蒼子が住んでたはずの場所へ戻ったとき、「記憶では覚えてるのに、身体が覚えていない」と言うセリフ。もし自分がこの感覚を味わったら恐怖ですね。
海の闇月の影では、壁をすり抜けるときの気持ち悪さを表現するんですが、その言葉も
まるで自分自身が感じているような感覚にとらわれるし。壁なんかすり抜けたことないのに。
絵は綺麗なのにすごくゾクッとするんですよね。なので読むと疲れるんですが、何回でも読みたくなります。
東家の蒼龍、西家の白虎、北家の玄武、南家の玄武。「方位の四神」で全体の人間関係が作られていて、で舞台は京都かと思いきや、長野の鬼無里や富士が舞台。しかも主人公は遠い昔の女王の生まれ変わり、その仕組みはクローン技術という、あり得そうであり得ない展開。
この微妙な既視感と親近感で物語にどんどん引き込まれてしまう。
以前、単行本を持っていて、でも引越しの時に手放してしまったんだけど、今更ながらにハマってしまって、あの時手放したことを今更ながら後悔してます。
マンガを読み始めた頃連載されていたのもあって、篠原先生の作品の中でも一番好きなお話です。
東西南北を牛耳る鬼の長である蒼子がある女子高生と入れ替わり封印から解かれた朝から始まります。
前半のなんともなさそうなところにたくさん伏線があって、物語が進むにつれ回収していくのが、子ども心に本当に面白かった!
話のなかにも出てきますが、彬は完全に『ミイラ取りがミイラ』状態。高雄側にたって読むとまた違った目線で読めそうです。
この作者さんはこどもの頃から大大好きで、今でも作品を読んでいます。
色々な作品があるけれど、特徴としてはミステリアスで個性的なキャラクターが描かれていて、子どもが読むにはちょっとエッチな要素も上手く組み込まれ、私は千絵先生をドキドキハラハラさせるテクニシャンだと勝手に思ってます(笑)
この作品は単行本で全巻読んだ記憶があったけれど、もう一度読み返したい衝動にかられて一気買い!
記憶がおぼろげだった分、新鮮な気持ちで読むことができました。
こんなに切ないお話 T^T だったかしら?
最後に2人が結ばれて結果オーライなのでしょうが、素直に喜べない自分がおりました…。大人になった証拠でしょうか。
うーーん、このイヤミス的な後味を感じさせられる千絵先生はやっぱり凄いと思います!♪!♪
蒼子は引っ越してきた日に不思議な感覚に教われます。
知っていることと、感覚がついていかない。
お腹は減らないけれど、喉が熱くてからからになる感覚。
蒼子は自分がなにか違うものになって行くような感覚と、あの日から以前の記憶が本物ではないと感じる本能のようなものとの間で振り回されていくのです。
そして自分は「自分」ではなく、クローンであったこと、自分のもとは鬼であること、そしてそれを守り繋げていったものは、自分が一番憎んでいたものであったこと。
蒼子を守るために行った行動と隠された愛の気持ち、本当に素晴らしい作品です。
設定などはよく調べられていて、ストーリーに練り込むのもさすが!と思いますが
主人公のグダグダ感が気になります。
自分が鬼であることを否定し続けたいのかと思えばいきなり「私は東家の蒼龍!」と自覚をもってみたり、やっぱり否定したり。
ストーリーの都合で主人公を動かしてるな、というのが篠原先生の作品にしては気になる、という印象。
でも最後まで読んでしまうんですけどね。
鬼を題材にした物語は好きです(^^)。しかも大好きな篠原先生が出した時は興奮しました~ 高校生の頃に闇のパープルアイ(^^)出逢い、それから昔の作品まで全部、読みました! この作品物語懐かしくて読み直してます。自分も大人になり、また違った目線で読めて新鮮でした。忘れている所もあり、ハラハラドキドキした気持ちで愛読してます(^^) いつも男がカッコイイ❤(ӦvӦ。) 理想的ですね⤴あ、だから私は失敗したのか。
鬼流行りの今、ちょっと昔の作品になりますが、こちら読んでみてはいかがでしょうか。
篠原先生の作品にハズレなしだと思っています。
私は高雄が好きですね。
篠原先生の描く孤独で報われない男性キャラは大好きです。
普段は冷静沈着で感情を表出させない高雄が、たまに見せる彬への激しい嫉妬心とか、キュンキュンしてしまいます。
先生はこの作品は途中でストーリーが破綻したみたいなこと何かに書いてましたけど、どこが悪いのか全然分かりません。
最初から最後まで超絶面白いですよ。
あ、彬の弟のカイも好き。結構いいやつで。