みんなのレビューと感想「ルサンチマン」（ネタバレ非表示）

意味がわかるとビックリするラスト

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ゲームが発達した近未来を舞台にした近未来SFです。

主人公はデブ・ハゲ・貧乏の30才。
どうしようも無い男が不思議な美少女ゲームと出会い、事件に巻き込まれていく･･･といったストーリー。
後半がバタついた印象ですが、これは連載打ちきりという事情があったようです。それを加味すると、うまくまとまったラストだと思います。

印象深いのは主人公の友人(ブサイク)が「現実を見ろ！俺たちには仮想現実しかないんだぞ！」というセリフ。
「現実」を諦めゲームの虜となった男の姿に滑稽さと悲哀を感じてしまいました。
作中の「仮想世界」と「現実世界」の落差が作品全体の大きな見所だと思います。



↓ネタバレ注意

４集の表紙の絵、読んでいる時は意味がわかりませんでしたが、ラストを見て納得！
月子ちゃんが「弁当屋」で働いてる！！
見事な「その後」の演出に脱帽しました。
こんな未来が待ってるのなら、たくろーの15年は無駄な時間ではなく、月子ちゃんを「現実」にするために必要な時間だったんだなと、しみじみ感じました。
作中には描かれてませんが、ハッピーエンドなんだと感動しました。

確かこの方の作品の中では古い方でしたっけ

この作者のデビュー作だったかと思います。
現実ではさえない中年男が、仮想空間に魅了されのめり込んでいくストーリー展開ですが、
作者のプログラマー経歴も内容に多分に影響しているのか、
素人からするとちょっとマニアックな説明シーンがあったりで面白かったりします。
この作者さんの作品はどれも、その分野の細かい構成や内容をしっかり理解して描写しているので、
勉強になったりします。

男性からすると面白いと感じる場面が多いと思いますが、最終的にはオチも有り、
綺麗にまとまった最後じゃないかなと思います。

入り口は単語の意味から

　最初は別のドラマや映画で出てきたフレーズが気になって調べて出てきた作品。不細工で泥臭くて人間臭い。描写上規制がかかりやすい作品ですが、一読の価値あり。この時代の作品のほうが時代の先を行っているのは皮肉ですねぇ。

美しく儚いVRの世界

昔ヤングビックコミックを購入してた時に読んでました。
なんだか話に引き込まれるような魅力がる作品でした。
ラストには衝撃的な事実が！

面白い

先程、NAOTOさんが紹介されてて検索しました！お試しを読みましたが、続きがとても気になりますー( ꈍᴗꈍ)

以前最後まで通して読んだことがありますが非常に面白かったです。尺も長すぎずちゃんとケリもつけてくれたし。その後の作品も好きですが絵の表現力がありがちな向上をした結果ジャンルを狭めてしまっているような気がするのでこういう作品がまた描けるのかが不安です。

ルサンチマンという言葉に惹かれて

ルサンチマンとは、なに？と思い調べて読み始めました。絵は女性好みではありませんが、マンガの世界に哲学の言葉という意外性に惹かれています。

単行本で

何年も前に単行本で全部読んでから、また見つけて読んじゃいました。この方の漫画は本当に好きで面白い。冴えない男がどの漫画もテーマなのかな？と思うが、応援したくなる。

アイアムアヒーローを全部見てからきました。んーなんかおじさんの絵があんまり好きじゃないかな、、内容が入ってこないです。

SF漫画。現実を見られないおっさんの空想。夢なのか現実なのか…
絵の好みが別れる作者だと思いますが、話の展開は読み進めやすいスピードだと思います。