【ネタバレあり】極道めしのレビューと感想

内容は

グルメ漫画としては微妙。だが知らない刑務所事情を知るのは面白い。おせちそんなに豪華なのと思わずぐぐった。正直ほか弁の幕内クラスが多かった。おせちは1500円らしいが人数も多いのにもっと安くなるのでは?と疑問。

服役中のキャラクターたちがおせちをかけて自分の一番のとっておきの話をするのが感動もあり面白い。
わたしのとっておきはなんだろうって考えてみたい。

タイトル通りではありますが、舞台設定がまずは面白いと思いました。登場人物それぞれのバックボーンもあり、それぞれの思い入れもあって食への思いは人それぞれだと改めて思いました。

タイトルから獄中の飯の話なんだと思ってました。
そしたら、全然違った。。
獄中でおかずをかけて、過去食べたものを語ってくだけとは。
発想は面白かったと思います。

無料のお試し読みの途中ですが、なかなか面白い作品ですね！美味しかったものの話で勝負って珍しいので、この先の話も楽しみです！

刑務所の中って

刑務所の中ってもっと殺伐としてそうな印象だったから、こういう食べ物に特化したお話も面白いな、と思った。

この作者さんの作品、かなり個性的というか、私的には強引に見えてそこが面白いです。
無理矢理「食」にもちこむような。

以前テレビで特集を組んでいたので気になり読んでみました。設定が刑務所の中というすごいスチュえーションで楽しめます

表紙通り綺麗な絵ではないですが、食へのこだわりと刑務所事情を色々知ることができました。ただやっぱり好きな感じではなかった…

土山しげるさんのご冥福お祈りします

最初は古本屋で絵の上手さで購入して何となくだった。だけど、飯を喜んで食べる男達の姿を見事に再現してて、さらに飯にまつわるエピソードも泣かせる。一番好きなのは小津の立ち食いそばの話。朝から日帰りで東京から熊本、福岡、広島と渡ってその間に口にしたのは缶コーヒー3本。帰りの新幹線で立ち食いそばのメニューを考え続け、終電間際の山手線の駅構内で立ち食いそば屋を見つけた時の嬉しさ、汁に浮かぶかき揚げの脂を一口すすって蕎麦をかき込む......。気持ちが伝わりました。
私は食事のシーンを美味しく表現出来る作品は良質だと思ってるのでこれはオススメです。先日土山しげるさんの訃報を聞いた時はとても悲しかったですが、改めて土山作品を読み直したいと思います。