5.0
読みごたえあります
自分の身体に起きた現実を受け入れられない主人公の少年が、徐々に現実を受け入れていくあたりからストーリーがかなり面白くなってきます。
ストーリー自体もしっかりした内容で、読みごたえがあります。
- 9
自分の身体に起きた現実を受け入れられない主人公の少年が、徐々に現実を受け入れていくあたりからストーリーがかなり面白くなってきます。
ストーリー自体もしっかりした内容で、読みごたえがあります。
古いマンガで表紙の雰囲気も好みじゃないので今まで手を止めたことはなかったのですが、
名作と聞いて読んでみました。
2,3世代古いので、絵柄とかノリのレトロさにむず痒くなりつつ読み進めます。このへんはギャグだと手に負えないけどシリアスなので読めました。
そんなに長くないけど読み込ませる感じです。
理屈っぽい文が多いけど、そういう作りのストーリーだから仕方ないかな。
意外とご都合主義だなぁーって感じるけど、昔の少年マンガらしいといえばそう。
幼い頃に四肢を失う程の事故に遭いながらも無事だった主人公達が、知らない間に手や足に、ナノマシンの集合体=ARMS(凄い戦闘能力を持つ)を移植されていて、謎の組織=エグリゴリに狙われ追われて、戦う物語。
ARMSを発動した肉弾戦の他、銃器や爆弾などの使用も豊富で、見ごたえのある戦闘場面になっています。絵が上手で読みやすいです。
話も、主人公=高槻涼が幼い頃からサバイバルやトラップ作りの訓練を受けていたり(親が何かを知っていたらしい)、様々な謎を秘めながらも分かりやすく、高槻涼が思いを寄せる幼馴染のカツミの行方など、楽しく読める作品になっています。
科学的な部分と心理描写が多くそれが物語の核でもあるため、どうしても長い説明口調になってしまうし話の展開はご都合主義感が否めない、だけど細かい設定の割に無駄な捨てコマが少なく、間をとっているのにスピード感は落とさないという難しい事をやり続けた大作だと思っています。。
常に葛藤を抱えながら笑顔を作るキャラクター達が魅力的。
圧倒的な熱意に脱帽する‼、集い来る仲間達、襲いかかる強大な組織、深まり続ける謎、そして自分達の内部で育って行く莫大な力に悩み迷い、やがて進化の究極と言う壮大なテーマに迫って行く事になる、それでも進む足をけして止めない少年少女と彼らを助けて闘う大人達、この作品はどこを見ても太陽の様に眩しい、読み終わったら涙が止まらなかった。
全体を通して聖書の内容が絡んでいるのがとても面白かった。大人も大いに楽しめる作品です。迷いながら、壁にぶつかりながら、どんどん心が強くなっていく登場人物たち。それを支える、りょうのお父さんのような大人が、本当に理想的。子を信じ、伝えることを伝えたら本人に任せる。手本となる行動があるから説得力しかない。
あのスプリガンの作者の作品として楽しく読んでいたが、丁度学生から社会人になる頃で、途中で離れてしまい結末を知らなかったので、発見して直ぐに読み直してみた。
少年漫画の王道的な成長物語ながら、独特の世界観がしっかり作られていて時代背景を感じる懐かしい箇所は多々あるが、最後まで面白く読めた。
ストーリー展開も面白いバトルアクション系コミック。主人公の心理描写が実に深くて面白い。絵が少し見づらいかもですが、読み進めるほどはまります!
直訳すると腕なのですが、その実は…。何を書いてもネタバレになりそうなのですが、キーワードは、人間はARMSには負けない。でしょうね。登場人物の成長はもちろんのこと、葛藤や嫉妬もよく書けていると思いました。
長編ですが読む価値あり、と思います。
ストーリーはしっかりしてますが絵が細かいので読むのに疲れるかもです。絵のタッチが好きならばスンナり入れるかも
鏡の国のアリスを途中からでも良いのて読むとキャラクターの繋がりが見えてきます。また読み返そうかな〜