4.0
内容は重いけど・・
毎回大体重い内容だけど(笑)、読後は何故か清新な気持ちになったりする、そんな不思議な漫画です。
人間の内面に切り込んだ、優れたストーリー展開が好きです。
- 0
毎回大体重い内容だけど(笑)、読後は何故か清新な気持ちになったりする、そんな不思議な漫画です。
人間の内面に切り込んだ、優れたストーリー展開が好きです。
無料分だけ読みました。主人公の境遇もそうだし、怨念というかどす黒い心が怖い。ほかのかたのレビューに「元気なときじゃないと読めない」というのが散見されます。読んで重たい気分になっても大丈夫なときにまた続きを読んでみたいです。コロナ禍で閉塞的ないまはちょっと…という感じです。
しかしながら弘兼先生は絵がうまいです、ほかの作品でも思いますが、ちゃんと年齢を描き分けられるのがすごいと思う。上手でないひとだと顔に無理やり皺を描きこんで老人にするが、それは若い俳優さんが顔に不自然に皺を描きこむのと同じで不自然になる。その点、弘兼先生は顔や骨格も年齢によって崩すなどして変えてくるから真実味が違う。その辺も読んでいて胸に迫ってくるひとつの要素だと思います。
中学生くらいの時にたまたま単行本を読んだことがあって、その時はすごく重い内容に気分が暗くなって読むのをやめた記憶があります。
時間が経って大人になった?今読んでみたら、内容の深さに上質のドラマを観ているような気分になりました。
画面というか、絵が全体的に暗いのも、説得力に繋がっていると思いますが、子供にはそれも重かったのかな?
漫画というより読みやすい小説という感じがします。
あの時違う選択をしていたら
一体どうなっていただろう。
そんなことを思わずにいられなくなる物語ばかりです。
比較的平穏無事な暮らしを営めている今。
もしあの岐路で更なるもの違うものを望んでいたら、もしかするとこんな最悪な結果が待ち構えていたかも。
背筋をすっと冷たいものが走ると同時に、他の何かを望む自分自身に「今がよい、これでよいのだから」と言い聞かせる読後です。
昭和感満載の絵に惹かれて読みました。
現代にこんなこと(女のくせに男を殴るとは)
言ったりしたら、かなりヤバい奴になってしまうのでしょう。電車の中でタバコとかも、良くも悪くも昭和だなと感じます。
昭和の時代から現代を考えると、便利になり過ぎて慣れてしまっている自分に反省しました。
濃くて、深イイです!
最近の漫画(偏見に思われるかもしれませんが)だったら引っ張って×2、何十話にもなりそうなドラマを、2話前後で描き切っている 今は毎日無料で読んでいますが毎日映画を1本ずつ観たような気持ちになれる いい話多いし絵に関してはキャラの老若男女の描き分けも見事 オススメです。
人間の欲や哀しさなど、時代は変わっても普遍的なものは存在しますね。昭和を舞台にした、ショートサスペンスのような(刑務所や事件性のあるストーリー)感じです。今では、放送禁止になりそうな表現も有り不快に感じられる方もいらっしゃるかもしれません。
時代背景はすっかり変わってしまったけど、変わらない人としての情を良い部分も悪い部分も浮かび上がらせて、深い陰影とともに生きることの苦しさ、切なさ、素晴らしさを描いた作品。何度も泣いたなぁ。懐かしい作品をめちゃコミさん、ありがとう。
人生、必ず誰かと交わる。
そして時には、その相手の人生をも背負う事もある。
この作品は若いときに立ち読みした事があったが、年取って読むとなかなか感傷深いものがあるとしみじみ思う。
ゆっくりと読ませて貰いますね。
コンビニで、単行本を見かけるたびに、読んでみたいと思っていた作品です。
でも、一冊買う気にはなれず、今回無料で少し読めたので、試してみました。
ポイントに、余裕がある時に、少しずつ読み進めたいと思います!