第二百二十八手/100

あらすじ

▼第220話/ゲーム▼第221話/クイズ▼第222話/仕掛け▼第223話/消息▼第224話/面影▼第225話/再会▼第226話/勝算▼第227話/0.1▼第228話/100▼第229話/星座▼第230話/ゴシップ●登場人物/氷室将介(プロ棋士・5段)、光本龍一(プロ棋士・8段。光本コンツェルンの御曹司)、土井学(プロ棋士・4段。今期、名人位をねらう野心家)●あらすじ/さめた眼でテーブルの向こう側を見つめる光本龍一・8段。その視線の先には、プロデューサーに連れられて光本の屋敷を訪ねたアイドル女優・華月ありさの姿があった。プロデューサーは光本の経営する劇場の主役に是非とも華月を、と懇願するが、光本は全く相手にしていない。プロデューサーは華月を部屋に残したままその場を去る。すると、光本は華月に服を脱ぐことを命じ、5分間言いなりに従ったら願いを叶える、という“ゲーム“を持ち掛ける…!!(第220話)▼ヘリコプターで野球場に降り立った光本は、ポルシェに乗り換えて将介の待つ将棋会館へと向かう。車を降りた彼は、一斉にシャッターを切る報道陣に惚れた女が魚になったらどうする、という“クイズ“を出すが、答えられる者はいなかった。対局の間では将介が将棋盤の前にあぐらをかいたまま居眠りをしていた。光本は彼に、「おまえにあってオレにはないもの…オレにあってお前にはないもの…なんだ!?」と問い掛ける。微動だにしない将介。光本は戻ろうとする。しかし将介は決然と顔を上げると、自分にあるものは“勝ち“、光本にあるものは“負け“だ、と言い切った!!(第221話)/●その他DATA/月下棋人の譜では、佐伯宗光のモデルである佐藤康光新名人について取り上げている。

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