3.0
実はこの話は
艶の話かと思いきや、最後の最後に焼輝(艶の父)と王が恋仲だったことがわかり、実はこの話は、焼輝と王のすれ違った愛の話なのかなと2回目読んで思いました。
愛し合っていたのに、焼輝の西国が落ちて、恋仲の王に助けを求めに来たけども、王が愛の表現を誤って愛玩としてそばにいさせようとしたから、反発して焼輝は死を選んでしまった。この2人の歯車が狂ったことが、艶を狂わせてしまったとおもいます。復讐劇だけではない奥の深い作品と思いました。
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