3.0
やっぱり
愛されずに育つと、初めて優しくされた時に勘違いするんですよね
この人は私を救ってくれる人!この地獄から抜け出せるかも・・・
そして盲目的に信じてしまうが最後、周りが何と言おうと聞き入れないし
もし不都合な事実を目の当たりにしても、見ないふりをするか、良いほうに考える
その人が、本当に良い人なら待っているのはハッピーエンドだけど
そうじゃなかったときは・・・
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愛されずに育つと、初めて優しくされた時に勘違いするんですよね
この人は私を救ってくれる人!この地獄から抜け出せるかも・・・
そして盲目的に信じてしまうが最後、周りが何と言おうと聞き入れないし
もし不都合な事実を目の当たりにしても、見ないふりをするか、良いほうに考える
その人が、本当に良い人なら待っているのはハッピーエンドだけど
そうじゃなかったときは・・・
基本この人の作品はおもしろいです。
悲劇の人物の物語なので、展開がある程度似ていますが、引き込まれて、あっという間に2話目が終わります。
どの時代もゲスはいるもので、だいたいが権力者で、女性はバカにされ虐げられている設定は世界中どこもたいして変わらないんですよね。
男女平等の現代をむしろ奇跡なのかとさえ思います。
本当は…
といった切り口なのに、ベアトリーチェの話もマリーアントワネットの話も、ドロドロ方面にかなり脚色されてます。
特にマリーアントワネットの詐欺事件は、まったく史実に忠実ではありませんのでご注意ください。
史実をモデルに、スキャンダル要素を強く作り変えた話としては、まあまあよくできてるかな?とは思いますので星は2つにしておきます。
グリム童話というだけあって内容は胸糞悪い展開が多くてグロかったりしますけど、この作者さんの絵が美しくて毎回引き込まれます。和装も洋装も何故こうも綺麗に描き分けるのだろう…見惚れてしまいます。相手役の男の人も主役の女の子も美男美女なので目の保養になります。悪役は悍ましく醜くて…特にベアトリーチェ・チェンチのお話は悲しかったです。
好みが分かれるかもしれませんが
この方の描く人物がとても好きです
男性女性ともそこはかとなく色気があります
史実ではオリンピオと鬼畜父は同じ歳だそうですが漫画では想像つきませんね
当時雑誌掲載時に読んだ作品ですが史実をかなり端折ってる感があったのでせっかくの素敵な画力。もう少し尺を取って読みたかったです
ベアトリーチェの話は、その時代背景などからどうしようもなかったのが本当に切ないです。
父親の悪行も貴族という身分でどうにも出来ず、生きるのも地獄のような ただ絶望しかない状態。
最期の直前に描かれたという肖像画も諸説はあるけど、美しく何とも言えない表情が印象的だったのを思い出しました。
板東いるかさんの他の作品もどれも好きです。絵がとてもお上手で日本の時代物にも西洋のお話にも違和感無くひきこまれます。この作品のお話はどれもが救いの無いままに終わってる感じで読後は切ないのですが、それもいるかさん作品の魅力のひとつのように感じます。
残酷なお話が多いですが時代背景がしっかりしてるのでついつい読んでしまいます。血が平気な方はぜひぜひ読んでみてください。
ベアトリーチェチェンチ
無垢の少女がこれ以上無い悲劇に遭い、それに屈せずある決意をします
あまりに可哀想ですが、最後に微かな救いが、、
しかし権力者の人格が最低だと周りは地獄です
作者買いです
絵が本当に美しい
ストーリーは遥か昔の外国のものなので現実味がありませんが「実話」だそうで、確かに怖いです
登場人物も衣装も何もかも美しいので読んで損はないと思います