3.0
どこの国?
ペロー作の眠り姫とありますが、最初にユーリとエレナが出てきてチャイコフスキーの国ロシアを舞台にしたのかと思いきや、ユーリの友達はトムにレナード。
英語名にフランス語名、どこの国の設定なんでしょう。
話は面白かったけど、いたわってくれたからと脱出経路を教えてくれた侍女は結果的に最大の不幸をユーリや村人にもたらしましたね。
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ペロー作の眠り姫とありますが、最初にユーリとエレナが出てきてチャイコフスキーの国ロシアを舞台にしたのかと思いきや、ユーリの友達はトムにレナード。
英語名にフランス語名、どこの国の設定なんでしょう。
話は面白かったけど、いたわってくれたからと脱出経路を教えてくれた侍女は結果的に最大の不幸をユーリや村人にもたらしましたね。
このシリーズの竹取物語より、読み応えがあるかも。教訓があり、いつまでも若く美しいオーロラ姫の謎も納得。
絵も綺麗ですし、迫力もあります。昔話を独特の解釈で作られていて面白い。短編集なのでしょうか気になるお話だけ見ることもできます
最後、主人公が、身近にあった幸せに気づくという童話、青い鳥のようなハッピーエンドかと思っていたら‥。
怖い。病気とはいえ、美しい人が老婆に変わり果てた姿になるのを見てはいられないでしょう。見た目の美しさに惹かれたなら、中身は変わらないし心が美しくても関係ないのだから。怯むのはいなめない。憧れは、愛とは違うだろうし、愛してるとは何を根拠に思うのか、裏切られたと言えない部分はあるかも。偽善では居られない人間のリアルな心理がわかる漫画だ。
絵が綺麗で話も面白かったです。あんなに恋い焦がれた姫なのに、老女の姿になったら逃げ出して伝染病を広げてしまうなんて。おばあちゃんの言う通り言い伝えを無闇に無視してはいけないのですね。
誰もが知る有名な「眠れる森の姫」に憧れて、村人の反対を押し切り、森の奥の城へ。結局、身近な幸せに気づきハッピーエンドと思いきや…後味が悪かった。
この作者さんのストーリー傾向から想像していた以上に、怖すぎるホラーエンドが待っています。一瞬、ハッピーエンドかと思わせておいて・・・。
女性を見た目と若さだけで選ぶユーリが最後ひどいめに遭えばいいのにー
と思っていたので、少しスッキリしました(笑)
でもまた他の女を探しにいくのかな?
彼自身がじいさんになればいいのに。
眠れる森の美女が、こんな話になるとは。まつざき先生懐かしいと思って読みました。主人公の身勝手さが鼻につきましたが、最後のどんでん返しに驚き、うなりました。