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清さは愛される才能なのかな
こんな采配でき人から信頼される人っていいな、素晴らしいなと思った。子供がいると守るため強くなるというが、守るべきものがあるのは強さになる。親でも自分が精神的に歪んでいる人もいるから、全員じゃないけど。こんなふうに強く清く生きていけたらいいなという見本かも。
どんなに一生懸命がんばってもダメな場合もあるのは辛い。自分の才覚が発揮できる環境や良さに気づいてくれる人たちに恵まれたい。とも思った。
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こんな采配でき人から信頼される人っていいな、素晴らしいなと思った。子供がいると守るため強くなるというが、守るべきものがあるのは強さになる。親でも自分が精神的に歪んでいる人もいるから、全員じゃないけど。こんなふうに強く清く生きていけたらいいなという見本かも。
どんなに一生懸命がんばってもダメな場合もあるのは辛い。自分の才覚が発揮できる環境や良さに気づいてくれる人たちに恵まれたい。とも思った。
大正時代。福島県会津で18になった佐藤雅代は親の言い付け通りに新潟県新潟市の大棚の魚屋に嫁ぐ。夫は祝言を上げて3日後に出兵。~戦前戦中戦後と廃人のようになった夫がなくなった日に長男を出産。その後、舅を看とり子どもを育てながら姑を看とり大変な思いをしながら魚の行商。波瀾万丈の人生で雅代の美貌と真面目さが回りの人々の助けと言う形になり旅館を。(途中略)娘幸子が後を継ぎ、孫の寿美恵が25才となり被選挙権を得たことで祖父や叔母の意志を継ぎ日本の国のために立候補すると言う。
会ってすぐに結婚、良く知り合う前に旦那さんは出兵。そういう時代があったんだなぁと…。旦那さんが亡くなってからは義理の親の世話と小さい子の世話と仕事。女の人がこんなにいろんなものを背負って生きていた時代。今の自分はなんて楽してるんだろうと申し訳ない気持ちになります。主人公が料理屋で働くことになりますが、女を売らなくてはならないようなことにならないといいなと思います。でも、この作家さんだと多少はあるのかな。とりあえず、女帝、女優が面白かったのでこちらも無料分だけでも試しに読んでみます。
被爆二世です。戦後の辛苦は両親から聞いて育ちました。改めて戦争の悲惨さを思い、今後二度と子供たちを戦場に送る時代が来ないよう願わずにはいられません。
田中角栄については賛否両論ありますが、高度成長期の中、少なくともこの国を良い方向に持っていこうという気概は今の政府よりはあったと思います。
いつの時代も商売は対立がある。でも誹謗中傷の対立はいけない。事実を確かめないで一方的に陰で相手の足元を救ってはいけない。しっぺ返しは必ずある。真のライバルと認識して、正々堂々と闘わなくては。まっすぐな生き方をしているひとは世間が見てくれている。味方になってくれる。新興料亭頑張れ。
時代設定と作画がピッタリ合致した作品です。
リアルでこの時代を生きてはいませんが、不思議と郷愁の念を抱くような、ノスタルジックな世界観に引き込まれました。
今の時代では考えられないような物語ですが、昭和のこのような時代を経て現在があると思うとまた感慨深いです。
倉科先生の作品は女帝など、夜の世界のストーリーで有名ですが、こちらは、料亭の大女将に成り上がり、そこからストーリーが展開していくので、珍しいなと思い読み始めました。
倉科先生の作品はどれも好きなので、こちらもやはり同様に楽しんで読んでいます。
古き良き時代の女性。私のおばぁちゃん世代の、お話かな。おばぁちゃん子なせいか、亭主関白な家系のせいか。この時代の女性に、憧れというか敬意というか、自分の生き方を考えさせられます。途中まで読みましたが、他の方のレビューで、実在する人物なのか?と気になります。
ってやつなのかなぁ
自分が生きてくのがやっと、なのに姑さんの面倒見て乳飲みが育てて、
旅館をくれるという知人からの申し出も断って、、
筋を通すのが何より美しい生き方だったのだろうか、、
共感しがたいところは多いが考えさせられるものは多かった
戦後残された女は強く逞しく生きて行くしかなかったでしょう
子供がいると強くなれるのかな
頭も器量も性格もいいとなれば、大博打みたいな政治家とくっつかなくてもな、、と思いましたが、大博打だからこそ魅力的なんでしょう
ハラハラしながら夢中で読みました