4.0
面白かった
何回かにわけて一気に読みました。
前作で彩香がのし上がっていく様が丁寧に描かれていた割に、今回は「あれ、もう明日香は女帝になれたの?」といういきなり感はあります。
女帝、女帝とやたらと登場人物がセリフで言うんだけど、そもそも女帝てなんだ?と度々出てくるからゆえに疑問に思ってしまい、冷めた気持ちで読んでしまう側面もあります。
ただ、痛快な気分にはなるので面白いです。
- 12
何回かにわけて一気に読みました。
前作で彩香がのし上がっていく様が丁寧に描かれていた割に、今回は「あれ、もう明日香は女帝になれたの?」といういきなり感はあります。
女帝、女帝とやたらと登場人物がセリフで言うんだけど、そもそも女帝てなんだ?と度々出てくるからゆえに疑問に思ってしまい、冷めた気持ちで読んでしまう側面もあります。
ただ、痛快な気分にはなるので面白いです。
現在196話まで読みました。
前作「女帝」があまりにも面白かったので、本作品も読んでみましたが、こちらの主人公の明日香にはあまり感情移入出来ませんでした。
まず、明日香が女帝を目指す動機が前作の主人公である母親(綾香)に対する子供っぽい反抗心であり、綾香が自分と(綾香の)母親を理不尽に踏みつけた権力者たちに復讐すべく女帝を目指したのに比べると非常にチープな感じがします。
また、「女帝」綾香の方は、常に彼女を陥れようと次々と悪だくみを仕掛けてくるホステス達とのNo.1を巡る熾烈な戦いがあり、その戦いに打ち勝ってどんどん成り上がっていく過程が女のサクセスストーリーとして痛快だったのですが、明日香の方には強力なライバルは一人も現れず「地道にお稽古をしたので祇園のNo.1芸者になれました」という話の流れになっていて、サクセスストーリーとしては何か物足りない気がします。
また、本作品は暴力団の抗争が話の主軸となってしまっている為、明日香が「女帝を目指す話」ではなく「恋人の暴力団組長を影で支える女」の様な話になってしまっている点も残念でした。
今後の展開に期待しています。
前作の女帝が面白かったので続編のこちらを読んでみましたが、他の方もおっしゃっているように、母親への反抗心から祇園の女帝を目指すと言う割には入るところから母親の人脈を使い…という母親が裸一貫で銀座の女帝を目指して奮闘してきたのとは雲泥之差で、主人公を応援したくならないお話です。
前作はドンドン課金してしまうくらい先を読みたくなったけれど、こちらは無料中でももういいやという感じです。
前作を読まれていない方なら面白く読めるのかもしれませんが、私は前作を知っているだけにイマイチでした。
杉山梨奈の相変わらずのスットコドッコイ感と言うか、ポンコツ感に研きがかかってます。
なぜ、何となくの情報で裏付けを取らずに裏社会一辺倒で犯罪を犯そうとするのか。
アホが権力と金持つと大変。
こんなのが国のトップの嫁かと思うと日本が沈没する。
頼むから落ち着いて。
そしてライバルと名乗る女達は切磋琢磨はそこそこに、ライバルになるまでのスキルで満足し足引っ張るのに全力を注いでくる。
それってライバルとは言わないのでは?
気持ちいい性格してる子がいない。。。
明日香は芸を磨くのに頑張ってるかと思いきや、男に振り回されるとバイト感覚でお座敷とお稽古していて決意が甘い。
でも事件起きるしちゃんと解決していくから面白いです。
『女帝』があまりにも面白かったので、続編の花舞を試し読みしてみたら…
や、やはり面白い!!笑
女帝、女帝と言い過ぎな感じはあるけれど、
前作の物語が脈々と引き継がれ、また、銀座を離れ未知なる花街の世界がとても興味深くて惹きつけられます。
ストーリー展開は繰り返す宿命というか、
そうなるよね、とわかってはいるけれどやめられない水戸黄門的な面白さと言うか、、、
ただ、そこに予想できない展開や深みがあるはずだからきっとこの約300話も一気にいってしまいそうです。
彩香の魅力とはまた少し違う可愛さで
明日香の個性がこの物語の最大の魅力だと思いますえ。
前作女帝から見てます。なんでもシリーズものは続編は期待はずれ…という評判をよく耳にしますが、今回の祇園という舞台。歴史もあり格式もあり、とても丁寧に調べられているなという印象。初めの頃は展開もイマイチで、性的シーンも前作よりも多いような気がして、女性から見るとあまり好ましく思わない描写も多いのです。が、人間関係や様々発生する明日香への試練は前作よりも複雑化、壮大になっており見応えがあります。
彩香の女帝を全話読んでから、この作品を読みました。読む前にレビューを読んで、評価が低かったので、読むかどうか少し迷いましたが、テンポが早く一気に読みました。
環境のせいか彩香と比べ、高校時代は甘ったれた反抗期的な部分もありましたが、成長していく過程は漫画の王道で面白かったです。彩香の女帝の登場人物がたくさん出てきたのも良かったです。
ヤクザを抗争の部分が多く、片方のヤクザを美化している処もありますが、面白かったです。
私は読む前にレビューを読んで、結末がわかってしまったので、今回はネタバレはさけますが、最終話も面白かったです。
母親編の女帝と同時進行で読んでいます。個人的には娘編が好きです。お話も母同様にヤクザ界政界、同級生やいろいろな取り巻きとの事件が面白いです。でも母と違うのは明日香には実家の様に帰る場所があり、そこ(屋形)には明日香を我が子の様に慈しんでくれる場所があります。その屋形のお母さんお姉さんや先輩芸妓の姐さんとのやりとりがまた暖かくていいです。京都祇園という世界の描写や説明、京都の年間行事も所々紹介されてとても興味深いです。そこが女帝とはまた違った味が出ていて面白いですね。女帝も読み応え充分で面白いですがこれは好みかもしれませんね。私は和物が好きなのでハマっています。
祇園の舞妓という日常とはかけ離れた生活の舞台で、「女帝」という目標に向かって突き進む主人公明日香。
暴力団との関わり、政界との関わりで、荒々しく目まぐるしい事件の数々。
そんな事件に対処しながらも成長していく明日香の生き様がとても面白く展開されています。
恋に関しても、沢山の恋愛経験を積んで「女」としても成長していきます。
まだ、ラストまでたどり着くにはもう少しありますが、明日香の波瀾万丈な人生にワクワク、ドキドキしながら主人公明日香と共に人生を楽しんでいます。
読み応えのあるストーリーです。
「女帝」の主人公の娘さんが、この作品での主人公です。母親の時代の人間関係がわかっていると、この作品のストーリーの深みをより感じることができて面白いと思います。
私は祇園の花街のことをほとんど知りませんでした。漫画なのである程度の脚色があるでしょうが他の作品でかなり実際のものに近く描写、表現されていると感じたので、これもあながち作り話ばかりじゃないと考えています。おかげで祇園への興味が増したので、読み終えて早速祇園や舞妓さんのことを調べました。
とても面白いです。賢く強く、そして心が優しい主人公が大好きです。