5.0
ルールの発明
既にルールの決まっているゲームをモチーフに作品を描く人はたくさんいる。
というか、普通はそうだ。
スポーツというゲーム、バトルというゲーム、恋愛というゲーム。
その制約の中で、いかに優れた作品を編み出すか、という勝負が、普通だ。
でもこの作者は、次から次へと、新しいゲームのルールを編み出す。
その点においては、ちょっと追いつける人がいないんじゃないかと思う。
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既にルールの決まっているゲームをモチーフに作品を描く人はたくさんいる。
というか、普通はそうだ。
スポーツというゲーム、バトルというゲーム、恋愛というゲーム。
その制約の中で、いかに優れた作品を編み出すか、という勝負が、普通だ。
でもこの作者は、次から次へと、新しいゲームのルールを編み出す。
その点においては、ちょっと追いつける人がいないんじゃないかと思う。
宝クジやルーレットのように運任せの賭事(とじ)に対し、麻雀やポーカーなど賭ける者が主体的に勝負結果を左右するのが博戯(ばくぎ)。
知恵をふり絞り、欲望を制御し、全身全霊で勝ちを取りに行く。人間の本質が剥き出しにされ、人間性の全てが試される。
そんな博戯の醍醐味、魅力と、危険性を垣間見る事の出来る作品である。
知的ゲームとスリリングな冒険を好むタイプには、是非一読して欲しい。
映画より先に漫画を読んでたんだけど、改めて読み返してみると、カイジってこんなにクズだったんだなとつくづく思ったりして。ネットフリックスのイカゲームは、母親や別れた妻子がいながらの最低クズやろうだが、カイジは一人だから自己責任でまぁいいじゃんと思ってたら、母親と公務員の姉までいたとは。家族に迷惑かけないよう博打に参加したけど、それまではどうだったんだろ。博打の面白さで忘れてたけど、人柄は悪くなくてもこんなにだらしないとなぁ。でも、面白くて読んじゃうんだけど。
中間管理録トネガワを読んでたのですが、カイジを読まずにトネガワを読むなんて邪道‼︎という口コミを見てちょうど150話無料だったので、遅ればせながら無料分だけ読んでみました。
もちろん話は良く出来ているなと思ったし、面白かったのですが
もうハラハラし過ぎてかなり精神的に疲弊しました…これからも読み続けるかはちょっと考えます…それくらい消耗しました…
でもカイジを読んだことによって、トネガワの別の面白さが分かりました。なるほど、確かにカイジを読んでからの方が面白さ倍増だな、と思いました☆
カイジの面白さは読みながら一緒に戦略を考えている気になって一緒に窮地に追い込まれてもう打つ手が無いんじゃないの?と思わされるところです。自分の中でギブアップを認めたくないその時にカイジが次の一手を捻り出してくれるヒーロー感がたまりません。結果的にカイジに頼るのは悔しいですが頭の回転では圧倒的にカイジの方が上なので読んでて逆に心地よいぐらいです(笑)
言わずとしれた圧倒的名作。そしてさらに、ハンチョウ、利根川等のスピンオフも楽しめる。まずはカイジが必須。
ダメ人間のカイジが様々なギャンブルに挑戦して大金を得るのだけどまた失って奈落の底に落ちてまた仲間たちとはいあがるとゆうストーリーで、うだつがあがらない典型的なダメ人間なのに、ことギャンブルの類いになると、天賦の才を発揮しなんとか敵を倒すとゆう話だ。しかし決してサクセスストーリーでは終わらないのがこの漫画のいいところだと思う。鮮やかに勝つカイジもまた最高、そして最後に手痛いしっぺ返しを喰らうカイジが更に最高とゆうのがこの漫画の本質でありだからこそカイジを応援しつづけるのではないかと思います。
映画で初めてカイジを見て、原作も読んでみました。
なんというか、本当に人の欲の部分を知っているなぁ。と(笑)
色んな名シーンありますが、めちゃくちゃ地下労働した後にキンキンに冷えたビールを高額ペリカで売りつける手法、、あれが1番印象に残ってます。
性根はクズなのに勝負事になるとめちゃくちゃ頭が良くなるところとか大好きです。
今さらめちゃコミに出ているのは新たな読者を呼び込むため?それともデジタルで書籍を持たせる新たな需要の掘り起こし?なのかわからないけど結局読んでる自分がいるということは、運営側のせんりゃくに乗ってしまったということか。読んだこと無い人は買う価値あると思います。これが社会の現実なんだ、と嘘偽りなく理解しやすい良作です。
ギャンブルというジャンルにおいて、あまりにも有名なタイトルですが、50話無料だったので久々に読みました。主人公程とはいきませんが、堕落していた若い頃を思い出します(笑)
ただ、週間連載時は話のテンポに辟易しましたので、一気読みすることをオススメします。