3.0
津雲作品の真骨頂、男はぜんぶ優柔不断。
拓海も多分に漏れず、香が大切と言いながら、あちらにもこちらにも良い顔したいタイプ。優先順位がつけられない優しい男。でも誰に対しても優しくあろうとするわけです。
でも、香も相手を責めるばかりで、自分のKYさには無頓着。牧村先生の奥さんが自分のことが原因で手首を切ったのに、お見舞いに行こうと考えるところなど、全く共感できません。
良くも悪くも昭和な作品。津雲ワールドはこの頃から全開でした。
by
匿名希望
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