5.0
職業に貴賤は無い
「職業に貴賤は無い」という言葉の重みを感じさせられる作品です。どんな職業についていても、自分の生き方に誇りが持てる人は価値があるけれど、社会的地位がどんなに高くても、物欲や金銭欲にまみれていたり、出世欲に囚われていたり、優越感にひたっていたりしたら、人としての価値は0です。続編が楽しみです。
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「職業に貴賤は無い」という言葉の重みを感じさせられる作品です。どんな職業についていても、自分の生き方に誇りが持てる人は価値があるけれど、社会的地位がどんなに高くても、物欲や金銭欲にまみれていたり、出世欲に囚われていたり、優越感にひたっていたりしたら、人としての価値は0です。続編が楽しみです。
やりたいことなんて、そうそう見つけられるものではないです。
一定の年齢になれば働いて自分の稼ぎで食えるようにならないといけないので
何らかの仕事に付かねばなりませんが、その仕事が自分に合っているかどうか
合ってなければ苦しまなければなりません。
鈴木君は向いてないような感じもありましたが、細かいところに気が付くという
長所があり、それを職場のみんなで支えてくれてやりがいを発見できたと思います。
いい職場に入れて鈴木君は本当によかったと思います。
女性向きの漫画は、「普通」の女の子が、なぜかわからないけれど、めっちゃイケメンの王子様的な人から、溺愛される、というストーリーが多すぎる。
でも、この漫画はびっくりするほど、リアルですね。
建築物の設計を学んだのに、気が弱くて、言いたいことも言えずに、進みたい方向もはっきりしないまま、建設現場の作業員に就職。周りはいい先輩だけど、効率の悪い現場仕事に不満があるものの、相変わらず言いたいことも言えずに、どんどんやる気がなくなってくる。
実際の世界でも、自分が言いたいことを言わず、やりたいことをしないで、嫌なことをしているから、やる気がなくなっていくのだと思う。
だからとてもリアルな世界を描いた漫画かも、と思いました。
働き方は人それぞれ。その働く理由も人それぞれ。その一つの選択として会社に所属して仕事をして給料をもらう。なので組織に入ったからにはチームワークだったたり助けあったりして仕事をしていく。入社して一年目は仕事を覚えるのに必死に働く。けれども二年目、三年目になるにつれこうした方がいいんじゃないかとか自分で気づいてくることが出てきたりする。その時に自分の話を周りにどうすれば上手く伝わるか、または自分の話を聞いてくれる人がいるのかいないのかでは本当に仕事のやる気だったりモチベーションに関わってくるところである。自分も同じような経験をしてきているだけに今回の主人公鈴木の気持ちがとてもよくわかりました。時に周りと比べてしまって自分の立場が嫌になってしまったり自分の居場所がわからなくなることもあるけれどもそれでも諦めずに人生頑張っていこうと思える今回のお話でした。
実話…じゃないですよね?
でも妙にリアルです。古臭い考え方の人や、たしなめる人、寄り添ってくれる人、昔の鈴木くんをバカにする同級生など、どこにでもいそうな登場人物がバランスよく多数出てくるせいかもしれません。
主人公に呆れる作品てそんなにないと思うのですが、鈴木くんの葛藤やものの考え方、なかなか言いたいことを言えないというのも、誰でも一度はこういうネガティブ思考になったことがあるんじゃないかと共感できます。
この短い話数で、痛みを感じたり応援したり呆れたり、リアルな感情の起伏を味わえる作品です
毎回足場やろうシリーズは楽しみに読んでいます。
職人の世界のみならず、根性論で乗り切るというのは日本の悪い慣習だと思います。当方、技術職ですが非効率的だと思う場面は多々あり、根性論を押し付けられることもあります。しかし、逆に上に対してだったら根性でやってくれと要求したらもちろん通らず、責任は押し付けられるということはよくあります。私が派遣という弱い立場だから余計にそういう傾向はありますが、意外に職人は風通しのいい環境なんかもしれませんね。
我が家も先日塗装工事をしまして、足場やろうさん達が来てくれました。
足場屋さんは塗装工事業者とは別とは知らなかった。
まだ涼しい時期でしたが、大変そうでした。
来てくれた3人のうち二人が東南アジアのかたでした。
差し入れしたジュースを全部持って行ってくれたので喜んでくれたのかなあ。
外国の人が多いってことは、自国の人はやりたがらないキツい仕事ってことですね。
読みながら、この会社は社員全員が日本人なので今時はめずらしのかもなあ、と思いながら読みました。
歯車がうまく噛み合うと大きな変化がうまれる。
一歩踏み出す、そのための準備やスキルを磨くことは潤滑油なんだ…。失敗したら軌道修正できる思考の柔軟性があれば、次の一歩に繋がっていく…。元気が出て、ほっこりする作品でした。
口下手で失敗ばかりしてきた自身の姿を重ね合わせていました。それはまだ成長できる余力はあるんだと希望がもてました。ありがとうございました。
よく見かけるけど実は中身を全く知らなかった
って職種がたくさんあるのでこうして解りやすく読めるのはすごくいいと思います。
広く知られれば、もしかしたら人手不足解消に繋がるかも?
私も運送屋勤務で時代に乗り遅れてるような年配者が多く、
初めての客先に行くのにナビすら使えない人ばかり。
ま、なんとかなるっしょ
と、出発しなんとかならなかった輩の多さよ(―_―)
業界そのものを変えるための一石を漫画を通して投じてほしいと思いました。
大げさかな?
シリーズの4だけを広告から入って読んだけど、面白かった!
このシリーズ4は4話のみで終わったので『もう終わり?早っ!』と思ったけど、無料分からつい課金してしまうくらいに面白かったです。
実際にはこんなにうまく行かないかもだけど、思ったことを言ってみたら違う世界が広がる場合もあると思うし
何より『見ている人は見ている』ということを信じている視点で描かれているところが、すごくいいと思いました。
自分もどちらからかの一方的な方向からだけじゃなく、きちんと意見を言い合って仕事ができれば…と思いました。