いつか優しい雨になる
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あらすじ
純白のドレスに身を包み、いま訪れる誓いのキス。その相手は、大好きだったあの人じゃない。ずっと苦手だった彼の弟…。――幼なじみの宮瀬宏樹と結婚を控える私。まるで王子様のように眩しい彼と結ばれる日を楽しみにしていたら…。「結婚相手が変わった。相手は和樹くんだ」彼が突然失踪、世間体を気にする両家の意向で、弟の和樹と結婚することに…。無口で孤高、勤め先の上司である彼が苦手だった私は、ただ戸惑うばかり。でも結婚式当日。交わされるその口づけは、蕩けるように熱く優しくて…。唇から伝わる彼の真意とは…!?切なく優しい大人気恋愛ノベル、待望のコミカライズ!!
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みんなのレビュー
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大好きな作品です!
白石さよ先生の作品が大好きです。
小説では、ヒロインはいつもタイミング悪く、ヒーローの言葉を誤解してしまいます。
いろいろすれ違いがあったり、邪魔されたり、泣けるところもありますが、最後はハッピーエンド。
切なくなるところがとてもいいです!by 紫スミレ- 22
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5.0
非日常的。
結婚相手が結婚式直前に失踪、結婚式の招待状を送ってるから、キャンセルも出来ず、婚約者の弟と結婚式を挙げて夫婦になるってどんだけ非現実的なの⁉︎弟もそんなの拒絶しろよって思うけど、昔からの幼なじみでヒロインのこと好きだったんだろうなって思った。兄は兄で電話かけて来てごめんねって言うだけで全く悪びれて無いところが人としてどうなの⁉︎って怒りすら覚えます。まだこれから先一悶着がありそうな予感しかしないです。
by ゆひしただ- 7
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4.0
NEW大好きな作品です
白石先生の作品は別格だし大好きで読んでいます。小説の方が主人公の気持ちの揺れがハッキリと出ておもしろかったかなぁ。後は絵が残念だった気がします。
絵が暗く課金を悩みました。不器用な唇もそうですがマンガは絵は大事ですね。by 54b- 0
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5.0
極上のすれ違いLOVE
政略結婚、疑惑、不信感、引け目、孤独…結婚式直前に花婿が入れ替わった結衣の心に降る雨は、冷たいものでしかなかったはず。それでも、自分が置かれた場所で、一生懸命役目を果たそうとする彼女が健気です、それはもう、見ていて痛々しいほどに…。親の厳しい管理下で育った子どもにとって、自分の目の前に敷かれたレールの行き先を疑うなど、考えもしなかったのでしょう。
この作品は、基本的に結衣視点で物語が進みます。和樹の気持ちは、ちょっとした言葉や表情の変化から想像するしかありません。その分、最後の最後で和樹が本当の気持ちを吐露するシーンは、胸が締め付けられます。ああ、何て遠回りをしてきた二人だったんだろうと…。
白石さよ先生の原作では、和樹視点で語られたシーンがもっとありますが、コミカライズの過程で、結衣視点中心になったようです。でも、読者も結衣と同じ気持ちで、和樹の様子に一喜一憂できたので、結果オーライかなと思います。
結衣を想いながら、その気持ちを伝えることができず、彼女を自由にすることが結衣の幸せだと信じていた和樹にとっても、心に降る雨は冷たいものだったのでしょう。「いつか優しい雨になる」最後の最後で、本当の気持ちに向き合った二人に降る雨は、優しく、あたたかいものでした。極上のすれ違いlove、星5で一読をお勧めします。by Mayaya- 2
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5.0
幼馴染男女3人の未来
良家同士の片や宮瀬家の2人兄弟と、片や一人娘の結衣。両家の度々の交流で子ども同士は幼馴染。よくある取り合う系かなと思ったら、すんなり兄の方と婚約まで至ったある日、兄が突然の失踪。
もう招待状も送ったあと。良家の会社にも影響するからと弟の和樹が相手に急遽変更。普通に恋愛結婚ならありえないけど、これは政略結婚。
そこから幼い頃から少し苦手と思ってた和樹との結婚生活での心情の変化が丁寧に描かれてて、苦手と思ってた和樹への感情は別の意味だったり、失踪した兄宏樹の理由も、結婚生活で自分を避けてると思ってた理由も、そして結衣父が宮瀬家に嫁ぐことにこだわった理由も、全てがどんどん回収されてって。それ確認する意味でも、いくつか素敵なシーンは何度かリターン読みしてしまった。読んでよかった。by ぁヵぃぁゅ- 1
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5.0