いろはむらさき

あらすじ

吉原で本屋を営む蔦屋重三郎は、のちの喜多川歌麿となる絵師・北川豊章を知人から紹介される。しかし、それは湯屋で重三郎の下駄を盗んでいった「変人」だった。稀代の出版人・蔦重と、彼に見出された気韻生動の絵師・歌麿。二人の男は情熱を分かち合う相棒となり、江戸に新しい文化を芽吹かせていく――。【収録内容】・第1話~第4話・番外編

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みんなのレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

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    美しい蔦重と歌麿と、可愛いつくも神。

    ネタバレありのレビューです。表示する

    BL漫画で活躍されている芽玖いろは先生が、蔦屋重三郎(蔦重)と喜多川歌麿の半生を、緻密な時代背景を元に描いた、真面目な時代物ファンタジー。
    ※BLではありません。

    蔦屋重三郎(蔦重)は、江戸後期の版元で、文化芸能のオピニオンリーダーであり、歌麿や写楽を世に出した凄腕のプロデューサーでもあり。
    まあ兎にも角にも、「時代をつくる」凄い男だったらしい。

    歌麿と言えば、世界的にも有名な浮世絵美人画の最高峰。
    鳥山石燕に師事し(養子になったとも。後に破門。)、22歳から版本の挿し絵を描く。
    (余談だが、この鳥山石燕は京極夏彦氏の「京極堂」シリーズでお馴染みの「画図百鬼夜行」の作者。)

    しかし、実は生年や生い立ち(結婚も)すら、不明な点が多く、ミステリー作家の高橋克彦氏はその著書で「歌麿・写楽の一人二役説」を上げているほど。実に面白い。

    綺麗な絵の作者さん(芽玖いろは先生)なので、作中世界はとても美しい。
    しかし、時代背景や実在の登場人物が緻密で丁寧なのに、奇抜な髪型は残念だった。(個人的感想です)

    それ(髪型)もファンタジーとして、とあとがきにあったので、それもそうかと思い。
    他にも、つくも神や幻の女・むらさき等、ファンタジー要素もある作風で。

    しかし個人的には、大好きな北尾重政(安永期の画家。気品と色香が格調高い。)や、伝蔵(山東京伝)、恋川春町、朋誠堂喜三二、…と実在の人物が多く登場していたのが嬉しかった。(窪俊満も見たかった…。)

    そういう意味では、実在の人物の活躍や業績に、もっと焦点を当てて欲しかったと、我が儘な気持ちもあり。

    ざっくり内容を纏めると、蔦重と歌麿が幻の女・むらさきを追い求める中で、歌麿は才能を開花し、それを導く蔦屋は隆盛を極めて行くが、寛政の改革の嵐に揉まれ、むらさきの闇も近づいて…、という話。

    自分が浮世絵フェチであるせいかもしれないが、全体的に中途半端なような、流されて終わってしまった感があり。
    平等に不平等な世界で、時代を掴もうとした蔦重や、歌麿のむらさき(=絵)に溺められる我執や執念を、もっと深く抉るように見たかったとも思う。

    しかしです、蔦重と歌麿が美しい。つくも神のキツネも可愛い。
    それでいいじゃないか、って気がするんですよ。星は4寄りの5で。

    芽玖いろは先生の別の世界が見られて、よかったです。

    長文、失礼しました。

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