5.0
by
タツの子
ＢＬ小説と、勘違いから始まった恋。
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とにかく面白かった。まずは、それ。
リアルではどうとか考えずに、頭空っぽにして読んで、笑いました。
主人公の吉岡(受け。表紙右)が、人望厚いキラキラ美人なのに、アホの子だったんですよ、はい。
同期で無愛想な豊田(攻め。表紙左)が、自分がモデルのＢＬ小説を書いていると勘違いして、絆されてしまった吉岡。
しかし、小説と現実は違って、豊田はＤＴどころかエロテク上級者のヤリ◯ン野郎。
吉岡も誘い受け・襲い受けどころか、ネコになるのは初めて。
すっかり主導権を豊田に握られ、次こそ立派なネコになり、メロメロにしてやる！と特訓しては、返り討ちに(笑)。
また、小説を熟読してファンになり、小説の通りの恋人になるのですが、困惑しきりな豊田。
ここで、何気にネコの素質が高い吉岡。感じてはエロトロになっちゃいます。
豊田との相性もいいのかなぁー。
誤解が解けた時、豊田はずっとセフレのつもりだったと知り、恋人のつもりだった吉岡が可哀想で、切なくなりました。
(でもその時は、豊田も吉岡が大好きなので、安心して読み進めて大丈夫です！)
いろいろあって、ちゃんと両思いの恋人になり、ハッピーエンドです。
後輩の飯塚が、後半めちゃくちゃ絡みがあり、スゴくいい仕事してました。
何だよ、お前そうだったのかよー、と飯塚を誉めてやりたい(笑)。
会社の女性社員も、あたたかく見守っている、豊田と吉岡のカップルでした。
荒唐無稽でも、笑える話で面白かったです。
絵は自分は好きですが、好みが分かれるかもなんで、試し読みを見てください。
エロは、そこそこありました。
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