4.0
妄想癖強すぎて
面白かったです。
姫様、いろんな小説を手当たり次第物凄く読み込んでますね。周りの同志も多いし。このシチュ、確かにあるある、あるよねーって笑いました。
巷に溢れている(私も読んでる)世界観を当て込んでいる一方で、一途な恋情を持ち続けた騎士との初恋の成就のバランスが巧みだと感じました。
後日談に書かれている森に住むおじいさんと森の動物のお話、ホントにあるヤツでしたっけ?
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面白かったです。
姫様、いろんな小説を手当たり次第物凄く読み込んでますね。周りの同志も多いし。このシチュ、確かにあるある、あるよねーって笑いました。
巷に溢れている(私も読んでる)世界観を当て込んでいる一方で、一途な恋情を持ち続けた騎士との初恋の成就のバランスが巧みだと感じました。
後日談に書かれている森に住むおじいさんと森の動物のお話、ホントにあるヤツでしたっけ?
あるあるそんな話!って他作品を引き合いに出して、ヒロインの妄想を書いてますが、なんともチープに書かれてますね。他作品もいっぱい読んでるし、色々面白い作品もあるので、ちょっと安っぽく妄想に使われるのは少し解せない。
ですがこの作品自体はお互いの身分差を弁え、初恋を諦めますが、機会があってその初恋を成就させたというおめでとうものの内容です。
特にヒロインが最初の政略結婚で辛い待遇だったわけもないし。ヒーローは頑なに一途でちょっと信じられないくらいですが。
結婚しても暫く主従関係の口調が続きますが、ヒロインは天真爛漫で嫌味がないので長年の習慣として受け入れました。
途中、避妊薬にまつわる当事者の周りも含むすれ違いがありますが、これはちょっと迂闊過ぎ。薬の容量症状はきちんと説明しといてあげて!
溺愛のはずですがもっとラブラブして欲しかったな。
大国へ嫁いだ王女と彼女の元見習い騎士の初恋から結婚そして家族になるまでのお話です。
王女様が恋愛小説好きで超妄想癖があるのでついつい誤解やら脱線のお話展開へ。
辛すぎる初恋の破綻やヒーローの一途さには思わず涙。琥珀色のイヤリングにまつわるエピソードも泣けます。
笑い有り涙有り、読みごたえ🈶でした!
ヒロインの妄想がヒドイ、、、ちょっとそこまで広げなくてもって思ってしまうんですが、それがまたこのストーリーを面白くしている要因なんだと思います!