みんなのレビューと感想「Daisy Jealousy」（ネタバレ非表示）

ピュアな一作

おげれつたなか先生が好きで、多くの作品を読んでいますが、今まで読んだ中でこちらはダントツにピュアな作品だと思います。
攻めの要が、とても心優しい一途な青年というのがとても良く描かれています。そして、三咲。嫉妬をしてしまう自分の嫌な部分と向き合い、本来の自分を取り戻していく過程がとても繊細で綺麗に書かれています。やっぱり先生が描く絵が好きです。2人ともかっこいいんだよね。

ちょっとこの先の続きが読みたい、そんな作品です。

はぁ。。やっぱりうまい！！！

今回も、作者さん即買いです。
はぁ、どうして心の機微の描き方がうまいのでしょうか。好きな人が、才能ある嫉妬さえ感じる存在って、苦しい。でも、6年程かけて、(受けが)もがいて苦しんで、大事なこと、大事な存在(攻め)を再確認して、最後はちゃんと結ばれます。(こんなしっかりしたストーリーなので、「あらすじ」の文面が薄っぺらくて、内容を表現できてないように感じてしまいます。。)
濃い、人の感情や心の動きをしっかり描いているので、それがあるからこそ、二人が結ばれるシーンの重みや濃厚さ加減が感じられます。
なので、話数やシーンのガイドは参考程度に、しっかり最初から読むことを断然オススメします！！！

はぁ〜最高

ストーリーとても良かった…。長い時の流れの中で、お互いの成長、嫉妬、妬み、自己嫌悪、希望、愛情〜全てギュっと詰まっていたように思えます。一途で三咲の方が大好きな要君を応援したくて最後まで読みました。三咲くんにモヤモヤしていたけれど、三咲くんのツラい心情から解き放たれた瞬間がたまりませんでした。まだまだ続きが見たいです！

この作家さん大好きなのでほとんどの作品読んでいます。三咲の心の中がぐちゃぐちゃで要に対する嫉妬も羨望もしっかり描かれていてとても泣けました。逆に要はもう三咲のことしか考えてなくて、何度振られても三咲しかありえないっていうその真っ直ぐなところに泣けました。この2人には幸せでいてほしいなぁ。この続きも読んでみたいです。

拗らせた数年に渡る愛

仕事での嫉妬、葛藤、でもお互い凄く惹かれあっているといった天才と努力家の愛物語です。おげれつたなか先生の心理描写の上手さがまた際立っているストーリーではないでしょうか、何年経っても一途に思っている所に涙が出ました。本当にこの人しか好きになれなかったんだ。最後は報われて、本当に良かったです。

満足感

正直、最初からほぼ最後まで胸がぎゅーーーっとなります。
いろんな感情が押し寄せてきて、そうだよな、恋愛ってきれい事ばっかりではないんだよなぁ…って。
なんだか、わかってはいるけれど改めてそう思わされました。

完結とは書いてないけれど、現時点の22話でしっかりまとまってます。

絵がどんどん綺麗に！

作者さん買いです。
学生時代から社会人になって、の数年かかるお話ですが、ちゃんとそれが伝わります。ギャグっぽい顔とか手書きの字とか好きですが、この話はそういうの少なめな真面目な恋愛もので、今までの作品とまた違う感じで素敵でした。

ライバルと恋心との葛藤！

おげれつさんのお話しはいつも本当に心に来ます！！
今回のお話しは仕事上のライバルであることでなかなか素直に歩み寄れない主人公の葛藤が描かれています。
主人公の職業柄ちょっと専門的な言葉がたくさん出てきてそこはちょっと理解難しくて☆4にしてしまいました。

一途な少年の恋心を受け止めきれない努力型少年は、一途な少年が持つ卓越した才能に嫉妬してしまう自分の心の狭さ・醜さが許せないが故だった。本当はお互いが好きだったのに、ヒトの心の複雑なことよ。作者はそれを丁寧に描いていてつい最後までお金を払って読んでしまいました。

なんどか泣きそうになりました。
自分より上の相手に嫉妬する気持ちもわかるし、自分がどれだけ頑張っても相手に追いつけなくて悔しくなる気持ちもわかる。切なくなった。

一冊まるまる本編なのですごく読み応えがありました。満足です。