3.0
ん?昭和か?
昔々、昭和の時代に、山口百恵主演の「赤い〜」シリーズなどというものがございまして、その一つに、ヒロインが放射能漏れ(現在は、こんなふうには言わん)の事故に巻き込まれて、白血病になってしまう…というお話があったとさ。いつの間にかできている腕の内出血とか、頻繁な鼻血とか、やたら疲れやすいとか…う〜ん、ある意味ベタな展開。白血病とか、再生不良性貧血とか、本当にこんなことで発症が分かるもんですかね?いつか、その道の専門家にお聞きしてみたい気もします。
琉聖さん、遊び人設定だけれど、画のタイプが幼めなので、そんなふうには見えないところが、ちょっと惜しいかも…。その分、溺愛モードに入ってからは、絵柄と役柄がぴったり嵌まります。もちろん、柚葉はいうに及ばすで、逆に、薄幸感、ちょっと薄いかも…。星野先生、ごめんなさい。若菜先生に原作と星野先生の作画、実はミスマッチかもです。(あくまで、個人の感想です。)
昭和の時代には、“不治の病”といわれていた病気も、現代では十分対処可能、そしてQOLなども重要視されています。劇中の山口百恵も、今ならあんなに苦しまずにすんだ?今時珍しい闘病つき恋愛漫画ですが、昭和の雰囲気を味わいながら楽しむのも、また一興かもしれません。
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