みんなのレビューと感想「いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか?」（ネタバレ非表示）

興味深い

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子供の頃いじめをしていて、大人になっても「いじめられる方が悪い」と言い放つクズ、鈴木。その可愛い一人娘が、いじめにあっていたら一体どうなるのか？
間違いなく胸糞案件ですが、非常に興味深いです。娘のいじめを知った時、鈴木は自分のことを棚に上げていじめ行為を責めるのか？それとも、いじめられていた娘に失望するのか？後者もあり得るのが鈴木の怖いところです。「いじめられるようなヤツは愛さない」とまで言ってますからね。

娘は本当に可哀想です。家の都合とかいろいろ含めた上で、彼女がいじめられるようになったきっかけは確かに存在します。だからといって、いじめを受けてもいい理由にはなりません。
しかし、所詮それは建前になります。本音は、地獄に落ちた娘を見て、鈴木にも地獄を見てほしい。いじめを受けていた主人公の復讐を遂げてほしい。そう思ってしまいます。
読んでいると自分が嫌な人間になった気持ちになりますが、続きが楽しみです。

いじめを受けた一人の人間として

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30年たった今でも、フラッシュバッグに悩みます。社会復帰できても薬が手放せず、常に不安定。もし、彼女たちが結婚して義両親や夫と子供がいたら、その家族たちに｢あなたたちの家族は人間じゃない｣って暴露してやりたいと思うことがあります。今は証拠が簡単に残せる世の中。私の時もこうであってほしかったです。抑止力になる、確かにそうです。ただ、いじめる側にも捏造が簡単にできてしまうので、その辺りが課題だと思います。
私の時にも、この担任がいてくれたらと思いました。
いじめられた側は一生終わらないんですよ。いじめる側が絶対的に悪いんです。

面白い

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子供擁護してる発言多しだけどさ。。
いじめられる側に問題があるという発言から、主人公はいじめっ子の娘を追い込んでるんだから、ねえ？罪がないのはいじめっ子の娘も、昔理由もなくいじめられた主人公も、同じでしょ？いじめた男性はいじめられる側に問題があるって言うんだから、罪が無いいじめっ子の娘でも、いじめられた方が悪いんじゃない？と主人公か言い返すことが目的なので、最高の復讐なのでは？ただ、娘を死においやるまではやらないで欲しいです。娘が自分の父が最低な事に気付いて家庭崩壊程度にしてください笑

とても良いテーマです

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いじめとまでいかなくとも、少なくとも嫌がらせを受けた人間というのは「あいつは子供にどんな教育してるんだろう、きっと自分はやったくせに子供にはいじめるなって言うんだろうか、滑稽だな。それとも、子供が同じことしても止めもしないかもしれないな。子供がかわいそうだな」って思ったことがあるのでは？って考えたことがあるのでとても興味が湧きました。
良い題材だと思います。
何にせよこの漫画のいじめられている子供は悪い子ではありませんので子供だけでも救われることを願っております。

相沢はどうするのか？

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20年前、中学生の時にクラスメイト達から壮絶ないじめを受けて不登校になった相沢。主犯の鈴木は35歳現在エリート銀行マンで性格は変わっておらず、同窓会で久々に再会した相沢にイジメられる方に原因があると言い放つ。
現在、教師の相沢が赴任した中学に自分の娘が在籍しており、いじめにあっている事を鈴木は知らない。相沢にはいじめを助長したり見て見ぬふりをして復讐するのではなく、加害者の娘であっても見捨てない道を選択して欲しいです。ものすごく葛藤があると思いますが娘は良い子そうでいじめに苦しんでおり父親の残虐性は遺伝していない様子。彼女を救う事で相沢自身も救われて欲しいです。
加害者の鈴木には娘の不幸ではなく別の形でこれまでの自身の行いに後悔して欲しいです。
しかし、一番残念で憤りを感じるのは20年前、あそこまで酷いいじめを受けていたのに親や教師が相沢を守ってあげられなかったことです。転校するなど、物理的に引き離すべきだったと思います。

とても深い

どんどん読んでしまいました。
「いじめ」無くなって欲しいですが、
難しいですよね。
その場のノリやら、で無茶振りされたり
それを虐めと捉えるのかもほんと人によって
違いますもんね、、、。

こちらの漫画はノリなどの軽い内容ではなく
誰から見てもわかる確実ないじめの漫画です。
息子娘を持つ母ですが、、、
しっかりといじめについて考えて学んで
そして、それを見過ごすということもなく、
今後の未来を、過ごしていってほしいと
考えさせられる漫画でした。

先生がどちら側の人間か分からない

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先生がどちら側についてるのか分からない具合が、読んでて楽しい。
続きが見たくて仕方ない。課金してもいいと思う話の展開。でも、私は先生に完全に復習して欲しかったから、鈴木さんを助けないで欲しかったな。
いじめた人はやはり罰を受けるべきです。
なぜ、被害者が引きこもりになるのか、加害者は普通に生活できるのか、ほんと理不尽な世界。
多かれ少なかれ、この理不尽さは大人の世界にもあるしね。いじめた人に罰がくだらなければ、読んでてスッキリしないよね。罰を与えてください…どこまでも。

啓発系ですね良かったです

いじめと言われたらちょっとした間違いで片づけられがちですが
強要罪、脅迫罪、更には暴行罪と
立派な犯罪ですよね

保育園児でも
他人の物は盗ってはいけない
他人の物を壊したらいけない
他人を傷つけてはいけない
は認識していて当たり前なのに
学校に上がると
いじめたつもりはなかった
とか
子供だから認識が甘かった
と擁護の傾向が強くなる
街中で複数人が1人を囲んでいたら警戒し異変を感じたら警察が介入するのに
学校では知らん顔される

この作品の解決策が最良とは言えませんが
加害者にもリスクを
と言うのには同感です

被害者の家族がその後どう展開するのかとても気になります
早く続きが見たいです

異色の問題作

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教師の本来の目的が何なのかが分からないところが怖い。
それにしても、いじめられている女の子の父親は本当に最低な男ですね。
社会的な制裁を受けなければならないのは、間違いなくこの男です。
娘に罪はないですが、自分の行いがまわりまわって身内に戻ってくるという典型的なストーリー。
周囲に大切な人がいる人は自分の行いも振り返らなければならないな、と考えさせられたストーリーでした。

とんでもなく面白い

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心理描写が巧みで感嘆。筆舌を尽くしがたい。
全てのいじめを恨み、最も恨んでる加害者の娘も助け、その過程で救おうとしてる人からも恨まれながらも、1人で戦う主人公に心が苦しくなる。復讐に身を置き続ける限り、主人公の心の傷(トラウマ)は癒えないまま塞がることのない傷として残り続けてしまうのに、、
それでも、罰して欲しくて頼った先生に「悪い子じゃない、更生して仲良く」みたいに言われて裏切られた経験からも、自分だけは被害を受けていた当時の自分に背中を向けないために、自分だけは裏切らないために、いじめ加害者に私刑を続けてくのだろう、、、
とんでもなく考えさせられる話でした。