まことしやかに舞う花は

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あらすじ
――昭和十六年。留学帰りの御曹司・颯太朗には、ずっと気がかりだったことがあった。それは、子どもの頃、幼なじみで踊り手の春臣に「お前の踊りなんか嫌いだ」と言ってしまったこと。ちょっとした意地からだったが、あの時のことを謝ろうと春臣を訪ねるも、頑なに避けられてしまう。それには、別の理由があるようで……。好きな人と結ばれることが難しかった時代。必死に恋心を隠す、幼なじみ再会・恋愛譚。
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みんなのレビュー
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絵がとても綺麗。話は少しシリアスでした。
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戦中~戦後の、幼なじみの颯太朗と春のラブストーリーです。
颯太朗は、ドイツから帰国した建築家、春は神楽坂の日本舞踊の若旦那。
気持ちのすれ違いから喧嘩別れしたまま、颯太朗はドイツへ旅立ち、9年ぶりに帰国して……。
エロは少な目です。ストーリー重視の方にオススメです。
互いに思い合っているのに、なかなか打ち明けられず、軍部の軋轢、空襲、召集令状など、時代の波が二人に押し寄せます。
その中でも、一緒に過ごす日々の愛しさ、やさしさが、きれいな絵で描かれていました。
特に、春の女形姿は、キレイです。本当に動いて踊っているように見えました。
日本家屋の建具や調度も丁寧に描かれていました。別荘の庭や建物も素敵です。
時代的にややシリアスな話の内容ですが、颯太朗と春の純粋な愛情が清涼剤でした。 -
4.0
by 匿名希望1人の方が「参考になった」と投票しています。
戦火を乗り越え
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BLで戦時中の物は初めて読みました。時代が時代なだけになかなか相容れない所もあったけど、そんな時代でも自分の心に正直に生きる2人を応援したくなる
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想い合い
ぎゅーっと切ない気持ちになりながら読みました。皆さん言ってますが絵がとてもキレイです。なのでその分2人の表情から色々な想いが想像出来てしまいます。戦争ってしてはいけないなって改めて考えました。しかしそんな時代背景でありながら、2人の周りには理解者がちゃんといるのも救いでした。この人達の存在感も素晴らしいです。
久しぶりに純愛作品を読んだなぁと大満足しました。 -
5.0
by 匿名希望このレビューへの投票はまだありません。
有難き腐の自由
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幸せになれて本当に良かった。困難な時代を思いながら読みました。有難い今の世ですが、人生いちどきり、恋愛嗜好も悔いなくしたいもんだと…現代BL誌の盛栄ぶりも併せ、改めて腐を噛み締めて生きる所存。タヌキがとにかくいい仕事してくれたので、重い話も相殺されましたが、タヌキに化かされるなんて現実ありえないから、2人ともあの世いっちゃってからの話にも思えて…。それでも、二人ずっと一緒なら幸せか。
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絵が綺麗
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評価が良かったので試し読みしてみたら、全話購入してしまいました(^ ^)
絵が綺麗で引き込まれましたが、今ひとつ状況やキャラの表情が分かりにくく、共感しにくかったので星3つ。
全体的に話が薄く、印象に残りませんでした。まぁ最後はハッピーエンドで良かった☆
エロは最後だけです。あ、だから私には物足らなかったのかも…
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