【ネタバレあり】ゴーストッカーのレビューと感想

人との繋がりを大切にした物語

主人公の女の子がゴーストと共に、難解な事件に立ち向かう物語。
女の子の周りには10年前に起こった事件の容疑者家族、被害者家族がいる。
心を閉ざしていた人たちが、女の子に感化され仲間になり、10年前の事件の謎を探る。
悪者にはめられて悪態化しそうなゴーストを綺麗な心でいやしたり、仲間の大切さを実感しみんなが強くなっていく。

無料購読につられて読んでみましたが、面白くて一気読みしてしまいました。
次が出るのが待ち遠しいです。

設定は

設定は面白いです。霊が箱に入ってて取り出せるなんて。種人も訳ありですが、霊をちゃんと大切にしてます。最後は皆幸せ（成仏？）になってほしいな

霊を憑依させるストーリーは面白い。それもコインロッカー的な所に収まってるのも秀逸、契約した霊とのストーリーもあってなかなか。

霊の話でも怖くない、1つの世界観あり

霊の話なのに怖くないので、怖がりの私でも安心して読めました。（笑）
霊を箱に閉じ込めて呼び出して使うことができる「ゴーストッカー」の話です。
「おどろおどろしさ」皆無の話です。

死んだ霊は、毎年その霊が死んだ日に、その死の痛みをゴーストッカーと一緒に味わうらしいので、
ゴーストッカーも結構大変そうです。

この漫画のヒロインは、
生きているのに霊体化する呪いをかけられた霊子さんというゴーストッカー。
何か事件があるたび、箱に入れた様々な霊を呼び出して活躍しています。

霊体化した時の霊子さんも、霊箱に入れられる可能性があるとか。

霊子さんは生きているので、ゴーストッカーが霊子さんを箱に入れてキープしても、
死んだ日に味わう死の痛みを感じなくて済むので、霊子さんは誰かに狙われている？

・・・と言う風に話が進んでいきます。

強烈な魅力があるキャラは登場しませんが、
設定がしっかりしていて一つの世界観があるうえ、話がそこそこ面白くて怖くないので、
ポイントがある時に読んでみようと思います。