5.0
すごく良い
この先生の作品が好きなので、今回は「こんな作風も描くのかぁ。」くらいで読み始めましたが、続きが気になり、いっきに最後まで購入しました。
リブという少年は、両親の神、姉の神、自分の神。と、常に神様がかわります。
自分の選んだ神が薬物によるカルト宗教であっても、リブにとって幸せだと思うなら本当の神様だったのですが、ロースに出会い、彼に救われ、彼が新しいリブの神になります。
そこで終わらないのがすごい良いです。
ロースは、神としてではなく、人間としてお互いを尊重し合う幸せがあるという愛をリブに教えてくれました。
リブには幸せになってほしいです。ロースに救われ、本当に良かった。
by
匿名希望
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