【ネタバレあり】女のタブー風習～女性器切除・妻殺し・民族虐殺～のレビューと感想

安武わたる先生検索でこの作品に出会いました。
イズミの旅とサティーの話を購入しました。
今の日本は本当に生きづらい…普通の生活を送るだけでもかなり大変だ…と思うことがしばしばありました。でもこの作品を読んだら、、、自分がどれだけ恵まれた環境で生きているのかを痛感しました。
世界には女として生まれただけで大変な痛みや屈辱が待ち受けている国(慣習)があることを思い知りました。
価値観を見直す良い機会をありがとうございます。
女性だけでなく男性にも読んでほしい作品です。

女子割礼については、社会文化の本や経験者の手記などを読んで知っていたので、どのような描かれ方をしているか気になって読みました。
現代に至ってなお、特にアフリカの幾つかの地域に残っている風習であり(昔は欧州などにもあった)、勢力争いや生活のために10代前半で身売り”される実態も、婚姻生活や出産の悲惨さも、現実として様々な後遺症に苦しみながら生きている女性たちも少なくないです。ハッピーエンドで良かったというよりは、こんなケースは極々少ないので、女性蔑視という社会問題をオブラートに包んでしまうような気がしました。

何か良かった

最初の「イズミの旅」だけ購入しました。世界にはあり得ない風習があるのが驚愕だし、イズミはたまたま日系だったから最終的には良かったものの、黙って変な風習に従っている女性が不敏で仕方ありませんでした。

最初の「イズミの旅」だけ購入しました。世界にはあり得ない風習があるのが驚愕だし、イズミはたまたま日系だったから最終的には良かったものの、黙って変な風習に従っている女性が不敏で仕方ありませんでした。

まだまだ世界の(日本を含む)知らないの風習があるんだと思いました。失くすべき風習が今も残っているのは正しく知られていないからだと思います。色々考えさせられました。

絵がきれい

表紙の絵の綺麗さにひかれましたが、タイトルが怖い((( ；ﾟДﾟ)))
案の定……な内容でしたが最後はハッピーエンドで良かったです

恐ろしい話です。こんなおかしな事が現実では、最初から不幸な人は一杯いると思いました。しかし主人公は最後まで前向きで幸せを掴み救われました。

こちらの作品センセイさんの作品は、思わず目をそらざるを得ない、残虐な表現が多いです。ただ、そこまで描いて訴えたい何かがきっとありそう。

なんどか色々と考えさせられました。
自分は本当に良い時代・場所に居るんだなって。
今回は救いのある内容でしたが実際にはそんな人は少ないのでしょうね。

日本では考えられない風習が世界では昔からあって今もそのまま継続されてるところがあるんだろうな。日本に生まれてよかった