【ネタバレあり】セカンドワールドのレビューと感想

儚い感じ。

エロはほぼなくて、精神的な繋がりの方が大きかったです。チアキくんの家族の事、ナツくんの好きな人の事、それぞれの悩みがあってそれが交差してすれ違いもあったけれどくっついてよかったです。
最後にあっと言う間に大学生になってしまって、チアキくんが高校生なのに同棲？住む場所は？とか余計な事が気になってしまった～。

最初は夏川にとっては身代わり、千秋にとっては趣味の延長という感じだったけど、そこからお互い歯止めが効かなくなって…。でもお互いのことを知ってくうちにいつのまにか好きになってて。素直な感情の変化がとても共感できました。いつまでも幸せでいてほしいです。

好きな人から言われた言葉がキッカケで人には言えない性癖を待つことになったナツくん。
お互い別の人を想いながらの行為。
告白をするって勇気がいるけど、同性なら尚更。
BLは切なさ抜きでは語れませんね。

歪みからピュアへ

最初すごい歪んだ関係だったのに、最後はピュアな恋愛関係に。お互いに訳ありだった。続きが読みたいなー。ラブラブな同棲編がいいな。

夏川くんが普段もコスプレも危うくてキレイでした。
初めこそお互いが代わりの関係だったけど、気持ちが通じ合って幸せになって良かった。

ゆき林檎先生の大ファンで、先生の作品は全て読ませていただいてます。安定の絵の綺麗さ、ストーリーの深さに感動でした。エロは全く無いので、そういう漫画を求める方には向いていません。