4.0
遠くの恋人より近くの同僚…だよね
学生時代なら、遠距離恋愛もアリ、次の目標があるから。でも、社会人での遠恋は、ゴールを決めておかないと、まず続かない。近くにいて、触れ合えるほうに、絶対もって行かれてしまう。だから、哲人と智恵の別れのカウントダウンは、彼氏の大阪行きが決まったものの、そこで何も話し合わなかったという時点で始まっていたようなもの。あとは、人間としての誠実さの問題でしょ。
話の展開上、一応長門サンは、智恵との関係を進めることを「待った」けれど、いや、コレ、「待って」いないから。大阪の彼氏が浮気してたから、セーフっぽく見えるけれど、万が一浮気疑惑が誤解だったら、智恵と長門サンのほうがアウトだから。
ということで、宮越先生のエロい画に、つい騙されそうになってしまいましたが、落ち着いてよく考えたら、ストーリーはどっちもどっち合戦、遠くの恋人より近くの好意を寄せてくれる人物語でした。ただ、智恵と長門サン、二人のやり取りに絆されて、つい星4を付けてしまいそう…。
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