2.0
案外良い話だった
のは、1話目の花魁の話。根は悪くない主人公が最後は報われるので、後味は良いです。
2話目は、鹿鳴館ってこんな所だったのかというのが感想。かつて、伊藤博文と岩倉具視が一緒にお札になっていたのを知ってて読むと何とも言えません。
三話目は未読。4話目の蛇むすめは、ただただ救いの無い話です。
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のは、1話目の花魁の話。根は悪くない主人公が最後は報われるので、後味は良いです。
2話目は、鹿鳴館ってこんな所だったのかというのが感想。かつて、伊藤博文と岩倉具視が一緒にお札になっていたのを知ってて読むと何とも言えません。
三話目は未読。4話目の蛇むすめは、ただただ救いの無い話です。
吉原話、色々漫画はあるけど、この漫画もそうだけど、どれも泣ける。ここは短編集。綺麗に見える部分もあるが、本当はそうでもなかったんだろうな。今の時代に生まれてきた事を感謝せねば。
面白い。吉原に咲いた美しい華、花扇と、滝川、吉原1番の花魁になるには、美しいだけでは、ダメだ、二人の決死の闘いが見もの、さて続きはどうなるか?
吉原の物語はたいがい悲哀を感じるものですが、これはダメ。
明るさや無垢さを表現するのが下手すぎる。
具体的には、かむろが無駄に現代っ子ふうでドタバタおちゃらけで始まったので先を読む気にならない。
吉原ってこんなに地獄、苦界だったのですね…女にとって。女郎の最期は悲惨だと聞いていましたが…理解出来ました。
申し訳ないが、他にも吉原の漫画は沢山あって花魁や禿達の描き方が綺麗で丁寧です。
人物の他にも風景も上手く、かなり絵の能力は優れていると感じます。
つまり、手抜きなのか描けないのか?読むのはやめました。
ストーリー展開が、面白いです。絵は表情豊かですが、人物の書き分けは未熟です。地味目な絵柄ですが丁寧に描かれてますので好感が持たれます。
他の作品とギャップがあって、また重い世界を軽く描いていて面白いです。登場人物達の内面まで描いて頂けるともっと興味を持てるかと思います。
表紙からしたら、怖い話なのかと思いましたが、最初の話は印象が違い、女童が喧嘩したり、コメディ風に書かれています。
吉原は確かに高級店が多くてヤバいよね。
スタイルと顔さえ良ければだいたい入れる。後はどんだけ図太いか