4.0
見えない存在も美しい
河惣ワールドらしく、庇護する者、される者の純粋な美しい愛が描かれる(庇護されているように一見思える方が、実は、力の源だったりする、一方通行ではない関係も)。なおかつ、「見えてしまう」体質のヒロインなので、一般人には「見えない存在」も美しく描かれるので、一粒で二度美味しい。
- 0
河惣ワールドらしく、庇護する者、される者の純粋な美しい愛が描かれる(庇護されているように一見思える方が、実は、力の源だったりする、一方通行ではない関係も)。なおかつ、「見えてしまう」体質のヒロインなので、一般人には「見えない存在」も美しく描かれるので、一粒で二度美味しい。
河惣先生の作品は、いつも超魅力的なヒロインとヒーローが出てきて、期待を裏切りません。祇園で鮮やかに咲くヒロインを支えるヒーロー(これがまた、なんで支える方なの?ってくらいハイスペック)
ジェニーもそうですが、ハードボイルドなハーレクインストーリーです。
ただきれいな着物だけの話ではない。芸のためには…才能のある女の子を得るためには…ちょっと理解は難しいけど。ツーリングエクスプレスやサラディナーサは大好きな作品。古い絵と言われる事も多いけどわたしはすき。
人間ストーリーではありますが、祇園のことについてはここから得ました。河惣先生がいろんな知識をもとに描いておられるので、実際に祇園でお座敷遊びをしたときなんか感度しちゃいました。
とても好きな作者さんだけど。旦那さんもいるのに芸のため??に何人も、というのは現実離れしてるというか、共感できないというか。あくまで読み物として割り切って読むなら面白いと思う。
欲望だらけの現実と幻想世界が自然に受け入れられているストーリーが本当に素敵です。全ての登場人物が魅力的で、ちょっとした呟きすらも見落とせないくらい会話のやり取りが楽しいです。
この作者さんの作品は
幻想的な部分と現実的な部分が
相まって読んでて
引き込まれます。
凄く勉強されてて
凄く好きです
少し現実にはありえないようにも思えるけれど
それがまた魅力。胡蝶と兄はんの関係がほんとに魅力的。舞が見てみたくなる
芸者の話って華やかで
物悲しさもあって
ひきつけられるけど、
画像があらくて
読みにくいのが
残念でしたね
久しぶりに読んでみました。懐かしく思い、コミック読めるならと思い、買いました。昔の作品なのに、今読んでも新鮮でした