5.0
3話だけ読みました。自ら進んで加担した訳ではないとは言え、領民の苦しみを知らず無知に贅沢に生きていた領主の娘。その事に気づいたのは、領民の蜂起で焼き討ちされ1人生き残った時だった。楽しいひと時を過ごした恋人は実は蜂起の準備のために近づいたリーダー。何も知らずに恋に浮かれていた事を思い知り、しかし恨んだりする事なく、現実を受け止め絞首台の露と消える。何と誇り高い事か。リーダーの方が本物の悪役に見えます。…図らずも、生まれ変わった後も彼女の姿勢は変わらない。周囲の目を気にする事もなく、覚えている前世の罪を償うためだけに生きている所に…。
大変好きなタイプのお話、主人公です。殿堂入りになれば良いな〜と期待しながら続きを読みます。
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