【ネタバレあり】流離の花嫁[ホワイトハートコミック]のレビューと感想

最終話まで購入して…

絵が綺麗で、皇女で辛い境遇のイレーネや強いのに家族の悲しみを抱えるジャファルというキャラやお話の設定が好みだったため最終話まで購入して読みました。

ラスカリスの皇女イレーネが、ファルークのジャファル王に和睦のため嫁ぐという話。イレーネは嫁いですぐジャファルに剣を向けるけど、本当に殺そうとしてたわけでもなく。。ジャファルは真意の分からないイレーネに興味を持つ。

お話の導入はとても面白くて惹き付けられ、ジャファルの母后アストレアや弟のラティフとのいざこざが少し落ち着いて2人が結ばれた28話辺りまでは楽しく読めました。

評価を下げた点としては
①ポイントが1話が短い割に75ptとかなり高い
②29話以降がアッサリしていて、色んな設定を盛り込んだ割にサラッと終わってしまう
③絵は綺麗なのに、コマ割りが少なく描写も単純な為、ストーリーの流れがブツブツ切れているように感じる

以上の点が気にならなければ、ストーリー的には面白いと思います。私としては惜しかったなぁという思いで☆3です。

酷い

出自は、選ぶ事なんて出来ないのに、そこを陰湿にネチネチと……！
市井で有名？な踊り子の母と普通に暮らしていたのに、母親が亡くなると皇帝の落し胤だと云う事が判明して、強制的に皇宮に連行されたイレーネ。かなり冷遇され蔑まれ疎んじられ嘲笑の的となり……。正妻の后の長男が皇帝に即位すると、妹達には命じず、イレーネに政略結婚を嘲りを隠す事無い言葉で命令。
このイレーネの状況なら、祖国を恨む気持ちもわかる。唯一仲良くしてくれた父王の妹夫妻の息子である従兄弟を異母兄皇帝に射殺されてしまって、本当に独りぼっちになってしまって。
夫であるジャファルの母后の苛めと嫌がらせに耐える日々が始まる？
ジャファル、結構気骨がある王みたい。
夫としても頼りになりそう。イレーネにしてみれば、どこまで信用して良いのか判らないのも仕方ないけど。
これからどうなる？

イレーネには幸せになって欲しい！

イレーネは自国では姫とは名ばかり。先帝が踊り子として踊っている時にみそめられイレーネは生まれた。母親と暮らしていた頃は幸せだった。
先帝が亡くなり異母兄がイレーネを見つけ皇帝に。このあとの扱いが酷すぎる。イレーネの母親を罵倒し、イレーネ自身にも…。結局、他国との和睦の為嫁ぐ姫はイレーネを選んだ。母親の身分が低く、姫自身にその血が流れているからだ。
嫁いだ国は、一夫多妻制。ハレムもある。そんな国を義兄は野蛮でイレーネに合っていると言う…

嫁いでから知ることが多く、ためらうイレーネだが、こちらの陛下は意外にもいい人そう。自国に希望はないので、この国で幸せになる方法を探して欲しい。

対立する異国に嫁いできたイレーネは母国に恨みを持ち、母国を滅ぼしてほしいと思って夫となる王のジャファルに斬りかかるところから物語は始まります。イレーネに興味を持ったジャファルと少しずつ距離が近づいていくところや、ジャファルの母后との確執などもあり、続きが気になるけれど、やはり1話分のポイントが高いこともあり、一気読みはできてない。。
もうちょっとポイント低ければもっと読みたいんだけどなぁ。。

貧しくも平穏に暮らしていた日常から急に王様の子と言われて強制的にお城へ入り皇女にされ、日々蔑まされたあげく今度は一方的に和平のためと嫁がされ、女をなんだと思っているのか。でも、そこで政略結婚する夫と気持ちが近づいていくのかな～ってとこで一まず無料分終了…課金を考えたものの高い！少し悩みます。でも面白いから気になります。

故国では母が踊り子ということでかなり冷遇されてきた主人公。その為、野蛮な国だと故国で言われている国へ和睦の為に政略結婚となる。故国への復讐？の為、嫁ぎ先で王を狙おうとする。
お話はとても面白いです。顔はとても綺麗ですが、体や手が所々雑な感じになり、少し残念。そして、短いのに値段が高い。もう少し安くなって欲しい。

ちょっと高いけど

ポイントちょっと高いけど絵は好みでキレイです。祖国へ復讐する為に他国の第一妃として嫁ぐ皇女。剣で夫のイケメン王を襲い怪我を負わす。だけど皇女に何もせず何を考えているのか分からない王。年齢不明で嫌味な姑まで登場。嫌がらせを阻止し妻を庇う夫は気に入ったと言う。二人がどうなるか楽しみです。

先が楽しみ

侵略、同盟国、豊かな国と思われても男尊女卑は相変わらず。
人質として敵国に嫁入りしたヒロインとその王との駆け引きだけど…
自国を怨み復讐するという大義は達成できるのか？
軽いストーリーと違って、完成度が高いし魅力的だけど
いかんせん高い！

設定とキャラがそこそこ魅力的

正妃の子ではない王女が、自分の意に反して隣国の妃として送り込まれ、
王の暗さつを企て（多分本当にやる気はない）、
それにより隣国を怒らせ、自国の失墜を図る。
もちろん暗さつは失敗したのだが、
魅力的な若い王はこの王女が気に入る・・・
話とキャラが魅力的なので読んでしまう。

イレーネが心に闇があるのは分かるんだけど、そもそも逃げたせいで大好きな従妹を死なせたという事実から逃げているようにしか見えない。ただ単に被害者ぶったヒロインにしか見えず、残念。
それにくらべて王のジャッカルが、イレーネの事を考えてあげていて素敵です。