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王道です
最初の出会い、これもセンセーショナルに始まり、ジェットコースターの如くアクシデント、そしてドラマティックなエピローグ。王道です。
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最初の出会い、これもセンセーショナルに始まり、ジェットコースターの如くアクシデント、そしてドラマティックなエピローグ。王道です。
この作家さんの絵は美しく、非常に情感のある作品です。まさしくハーレクインらしい王道のお話で画風でもあります。
ふつうにおもしろかった
イタリア感もそれなりに出てたと思う
わかっていたけとやっぱりか、という感じ。
さちみ先生の絵とストーリーが、ピッタリで、引き込まれました。芯の強い凛としたヒロインが、終始素敵で、記憶を取り戻したヒーローと、幸せになれて、本当に良かったです。ラストも駈け足でなく、余韻が残る終わり方で、涙が出ました。
キャスリンの目の前からディコンが連れ去られて13年、ディコンの両親と探し続ける中、似た青年が居るとの情報がー!
本人かどうかに関わらず、今回の捜索を最後にと云うディコンの父親。
ディコン以外の男とは結婚しないと云うキャスリン19歳を思っての事だ。
ベネチアの海運王のロレンツォの元に居ると云う青年は別人だった。
しかし、若き海運王ロレンツォにディコンの面影を観る。
そんな中、キャスリンが何者かに連れ去られる。
敵の船団に連れ去られたキャスリンを命懸けで助けに行くロレンツォ。
キャスリンを助けて帰路、敵の船団と争いになり、首領の息子を取り押さえた。
15、6と思われる少年だった、生かして置いては禍根を残すと云うロレンツォに対して、[殺してはいけない、今手を取りあえば平和な未来を迎える事が出來る]と訴えるキャスリン。
その後、海賊船の討伐に向かい連戦連勝のロレンツォが隙を付かれ囚われてしまう。
行方不明のまま何日も経ち、もう誰もが亡くなったと思われた時、華やかな祭の中で一人ロレンツォの帰りを待つキャスリンの元に現れたロレンツォ。
囚われた船の首領があの助けた少年だった。
キャスリンが願ったように全ての船団が協定を結び、海の平和が訪れたのだ。
全ての記憶を取り戻したロレンツォこそディコンその人だ。
何年もひたすらディコンの無事を信じ抜いたキャスリンの勝利だった。
そして、人の誠意を信じた結果だ。
辛い経験をしたディコンだったが、キャスリンの溢れる愛に支えられて、素晴らしい結末を迎える事が出來て本当によかった。
素晴らしいベネチアの町並みや、船上の戦い、祭での華やかな衣装やマスク等、リアリティーを存分に味わう事が出來て、その世界観を楽しませて頂きました。
素晴らしい物語でした。
登場人物がいい人ばかりで安心して読めます。意地悪な人が一度も出てこないのは珍しい。
でも、ストーリーはこの時代の残酷な背景がキチンと描写されていて、一つの映画でも見ているような読みごたえでした。
最後はみんながハッピーになって本当によかった。
この漫画家さんの絵が大好きです。ストーリーは離れ離れになった二人が再び会う、、というものですが、切なすぎて途中辛かった。
大好きな作家さん!この作品も超〜〜よかった〜〜!是非読むべし!いろいろあるけど、あったけど、初恋成就します!
絵がとても綺麗で、内容も上品な上に可愛らしく楽しい漫画でした!少し悲しい所は、ありますがハッピーエンドで良かったです
さちみりほ先生の作品で一番好きなのが、これ。男女とも衣装も超キレイだし、男前のディコンもかっこよすぎるし、マスク姿はセクシーだし、長い間離れていても、愛する男がわかっちゃうのねー。儚げで頼りなさそうな主人公だけど、芯は強くて、愛情深くて、美人でそりゃ女を避けてきたディコンもコロリだわ。
主人公がひとさらいにあって、何もないままディコンの元に逃げられて良かった!波乱万丈感に一気読みしました。