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私も自死遺族です。
この作者さんとは違う立場ですが…
この作品は離婚協議中での出来事でお亡くなりになったのは血縁親族ではないから淡々と描けたのかも。
同じ姓を名乗っていても血縁親族かどうかでかなり捉え方や悲しみは違うから、この作品を読んでモヤモヤする方もいるかもしれませんが、自死のそのあとのことがよく描かれているので「勉強になる」と言って良いかわかりませんが物事の運びを知るには良い作品だと思います。
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私も自死遺族です。
この作者さんとは違う立場ですが…
この作品は離婚協議中での出来事でお亡くなりになったのは血縁親族ではないから淡々と描けたのかも。
同じ姓を名乗っていても血縁親族かどうかでかなり捉え方や悲しみは違うから、この作品を読んでモヤモヤする方もいるかもしれませんが、自死のそのあとのことがよく描かれているので「勉強になる」と言って良いかわかりませんが物事の運びを知るには良い作品だと思います。
人が事故で亡くなる、他殺で亡くなる、病気、または自殺、病死。人はこの内のどれかでいずれは亡くなる訳ですが、殊更自殺は人に迷惑を掛けるものだなあとこの漫画を読んでの感想です。元はといえば旦那さんの浮気が根源、なのに別れないと拒否して挙げ句の果てに自殺。なんて迷惑な話。
幸い私の周りには自殺で亡くなった人は居ないのでこの漫画の内容はとても勉強になります。続きはぼちぼち購入して読みたいです。なかなか知ることのできない世界だなあという印象です。
遺族なのにこういう場合では部屋の貸主からはまるで加害者扱いされてしまう怖さ!足元を見られ過剰な賠償請求をされる事も有るみたい!そうなれば素人だけでは絶対に対処し切れない!弁護士等の専門家の助けが必須!※センシティブな出来事をこのマンガでは部屋の貸主への賠償問題にクローズアップして描かれていて、ある意味で色んな賠償問題に於いても参考に成るかもしれない気もした。法律問題として割り切って読めるマンガであった。
実際に自殺遺族になったらどうなるのかと言うことが、読み易くわかると思います。
参考書のような事務的な冷酷さで描かれている事を念頭に読みましょう。
後は、興味本位の方向け。
主人公たちの、とにかく支払いを免れたいという自分本位で当然…という視点に違和感を感じるものの、知りたい事は覗けると言ったところです。
割り切って読めない方にはお勧めできません。
自殺者をただの損害として扱い、死亡の連絡と同時にお金の話ばかり…と言った印象。
愛する家族を亡くしたばかりの方などは、割り切って読まねばならないと思います。
また大家さんを悪者描写し、あたかも弁償義務すら負いたく無い、できれば鐚一文払わず大家に損害を負わせて縁を切りたいという内容です。
ですから参考書です。
とても重い内容ですが、
作者さんがあえてコミカルさを交えてライトなテンポで描いてくださるため、読みやすくなっていました。
似た状況に置かれた人にとってすごく為になる内容が書いてあるとも思います!
本当に苦しい状況の中、すごくパワフルで前向きで、本当にすごいなぁ…と思いました。
弁護士ってやっぱり雇った方がいいですね汗。素人じゃ絶対まともに対処出来ないですね。汗
試読のみのレビューで申し訳ございません。
絵はわかりやすくて良いと思います。
内容についてはエッセイということで、親族の自死からその後の流れについての記録としては良いでしょう。
ですが、漫画としてはイマイチです。
まず、キャラクターに共感できません。
主人公としては、夫に浮気された上に情緒不安定で振り回され、死なれて面倒なことに巻き込まれてしまい、いい迷惑だという心境でしょう。
それはそうなのでしょうが、これでは読者が主人公に好感を持てません。何故なら、多くの人は亡者に対する悪口を良しとしないからです。これで何が起きるかというと、読者が物語についてこなくなります。つまり読んでもらえなくなるのです。ではどうしたら良いか。
ウソでも良いので、読者が主人公に共感できる描写をすることです。
例えば、「離婚という結果になってしまったけど、死ぬことはなかったのに」と主人公が悲しむシーンが1コマでもあれば、もう少し多くの読者にこの作品が届いたでしょう。
同じ悲劇に見舞われた人の参考に…という気持ちで書かれたのでしょうが、亡き夫への薄情さが作品の端々に見え、その意図すら霞んでいます。
私もまた自死遺族ですが、思い出すだけで辛く、人に話すことすらできません。
主人公の亡者に対する無慈悲さは見ているだけで気分が悪くなるものでした。
絵と内容を総合して、星2つです。
離婚協議中の夫に死なれて自死遺族となった妹が、賃貸物件の大家から損害賠償請求された時の話。心理的瑕疵物件(いわく付きの物件)となってしまった場合の賠償金額の相場とか弁護士同士のやり取りとか、一般的にあまり知られていないことがわかって興味深い。漫画のテンポも良くてサクサク読める。ただ、でもねぇ…いくら血縁でないとはいえ、離婚協議中だったとはいえ、人一人死んでるのに、こんな書き方していいの?とは思う。夫側のご遺族の許可はとってるの…? あと、作者は、賠償請求された主人公の姉だから主人公に肩入れしてるけど、妹さんは自殺の原因と本当に無関係なの!? 妹さんが最大の被害者っぽく描かれているけど、最大の被害者はどう考えても大家でしょう。死者への尊厳のかけらも無い姉妹に好感が持てない。
まんがじたいも楽しくよませてもらいましたが不謹慎かもしれませんがとてもドキュメンタリーチックで考えさせられる内容でした。非日常に感じていた出来事がいきなり日常の中に降って湧いてきてしかも現実的な金銭問題などを噛み締めるひまもなく次から次へと考えたりやらなきゃいけないことが押し寄せてきて私なら間違いなくパニックです。しかも自宅で亡くなったのか搬送先で亡くなったのかによって事故物件かどうかが変わるとゆう話も初めてしりある意味とても勉強になりました。今回のケースでは結局すぐに発見してから搬送したみたいですが結果は自宅でもう亡くなっていてその後に搬送されて処置を受けたとゆう事でした。あらためてその境界線が難しく感じ素人考えで申し訳ありませんが自宅かそれ以外かによって残された遺族の今後が一変してしまうとゆう恐怖も感じました。しかもこの遺族の方は離婚寸前だった事を考えるとさらに複雑な感情でしょうし悲しむ間もなく問題が山積みだと思えます。とりあえず漫画はとっても素晴らしかったとおもいました。
不謹慎で申し訳ないのだけれど、めったにない経験だし、実際経験した方には聞きづらい事がいっぱい描かれていて面白い~。絵が可愛いので暗い感じがなく、難しい言葉も理解し易いです。いつどこで誰に法的に訴えられたり何か請求されたりすることがあるかわからない、そんな世の中になったのですね、日本も。ぼんやりしてたら損するよ!ってこの漫画が教えてくれる。
……けどここで学んだ知識を活用する日は来ないで欲しいわ。
浮気しておいて死ぬなんて身勝手。
私自身、元夫が浮気しておいて誰よりも真っ先に鬱になって…って経験があるので、ぺるみさんがお気の毒で、自殺者への同情心は一切湧きません。
ただ、それをこんな風に漫画にされている部分では、あまりにも事務的で薄情な印象を与えてしまうのは仕方ないかなと思います。
ただ、自殺者に同情すべきはないと個人的には思います。死にたいと思うほど辛い出来事はあるっても、死んで解決することなんて一つもありませんから。