5.0
切ない大人のドラマ。
はぁ…もんでんあきこ先生のこの作品は世界に浸るのに少し力(リキ)が要ります。
それだけスケールが大きくて。人間ドラマの。なので最新話がアップされてもまずは他を読んで心を落ち着けてから読むのです。劇場の幕が上がるまでの小休止が必要なのです。
6本指のキャラクターなんてそもそもどういう風にして考えついたのですか?
いつもの深い深い人物造形が更に深みを増してます。
もんでん先生に会いたくなりました。
- 1
はぁ…もんでんあきこ先生のこの作品は世界に浸るのに少し力(リキ)が要ります。
それだけスケールが大きくて。人間ドラマの。なので最新話がアップされてもまずは他を読んで心を落ち着けてから読むのです。劇場の幕が上がるまでの小休止が必要なのです。
6本指のキャラクターなんてそもそもどういう風にして考えついたのですか?
いつもの深い深い人物造形が更に深みを増してます。
もんでん先生に会いたくなりました。
もんでんあきこさんが描くと、ゾクゾクじます。6本ある指のある男と、主人公の美樹。絡みもものすごくキレイです。
惜しまず3話、購入して正解でした!
今、「愛と悲哀の渦巻くエロ」を描かせたら右に出るものはないんじゃないでしょうか。
原作は小説だから「地の文」も多いのに、それが見事に絵で表現されてます。
画力がないと描けない。
「エロスの種」ですっかりもんでんあきこさんにハマってしまったので、こちらも配信分の3話まで読みましたが、とても続きが気になる。
静かに淡々と進むストーリーにとても惹き付けられます。
平成◯年や、札幌、釧路のあたりをさらっと流して読んでたら、状況がわからなくなってもう一周しました。ちゃんと構成されている物語は、読者もちゃんと読まなくてはいけませんでした。
亡くなったヒロトを想って、涙を流す敏江さんのシーンが個人的エンディングでした。生前のヒロトと最も長い時間を過ごしたであろうまち子に関しては、多くが謎に包まれていて、なぜヒロトは彼女をそばに置いたのか、彼女はヒロトが亡くなったことについてどう思っているのか、ヒロトの死は、◯のせいでもありますよね?でもそこで二人の関係がおかしくなったようには描かれていない。まち子の真意は明かされていません。
ヒロトを利用せず、ただ助けられた圭の存在が唯一爽やかで、彼女に見せるヒロトの顔は明るく優しい。ヒロトに囚われることなく生きる圭を描くことで、関わりの深い女たちの業の深さが浮き彫りにされる。
もんでん先生の描くお話は大好きです。
私も北海道出身で、知っている町、住んだことのある町、遊びに行っただけの町。読んでいると色んな思い出が一気に溢れてきます。
もんでん作品全てに於いての感想は全編実写で見てみたくなる、そんなお話です。
このお話もそうでした。
影山博人、月のような、月の裏に隠れている星のような、不思議な存在は意外と身近にいるような気がします。もしかしたら人間誰しも自分の中に抱えているものなのかもしれませんね。
終わってしまうのがもったいなくて大事に読みました。ありがとうございます。
その男は指が6本あった。その不思議なフレーズに魅かれて読み始めた。大人の物語だと思った。もっと、若いころだと、内容があまり、理解できなかったかもしれない。まあ、個人差があるので、なんとも言えないが。
リレーのように一人の高校生の女の子が
同級生の男に関わる話から、彼女の知人の女性たちにと、話が繋がて行く。とても深い悲しみ、苦しみを抱えて生きているその男。でも、泣かない、泣けないのかもしれない。づなるんだろうと、いうおもいが、次々と読み進ませる作品だと思う。
この作者様(この作品については、敢えてのこの呼び方で!)は、とても素敵な画で、オリジナルも含めて大好きですが、この作品のように原作あっての作品は群を抜いて素晴らしいと思います。
個人的に、この作者様の描いたキャラで、主人公は最大限に魅力的になって、他のキャラについても、これ以上ないし、うん、この人!って納得してしまう、そして、このキャラ以外では成立しないであろうくらいに、すんなりと入ってきます。
そして、原作をより魅力的に、伝わりやすく、心を揺さぶる作品に仕上げてもらえたと思います。
ストーリーは主人公に関わった女性たちを通じて彼の辿った人生を追っていく話ですが、なぜ彼女たちが主人公にこんなにも深く思いを寄せているのか、心に沁みてわかるような、そんな魅力を持った主人公を見事に完成させていることで、読者も彼女たちたちのようにその魅力に囚われていってしまいます。追いたくなるのです。
現実にはありえない主人公が「こんな人、いないかなぁ(いたらいいのに)」ってきもちになります。
会ってみたくなるのです。
そんなリアルさも感じます。
原作に忠実に、だけど、原作を限りなく魅力的に輝かせて、読者に届けてくれた、いい作品だと思います。
まだ無料分だけですが、この作品に漂うスモーキーな雰囲気にしびれています。ヒロトさんの声(私的には津田健次郎さん)が聞こえてきそうです
世の中が善と悪しかないのなら、多分ヒロトさんは悪なのでしょうけど、そこに見え隠れする優しさ、思いやりに、自分も惹かれては痛い目に遭いそう。とても危険人物なのだけど、絶対に嫌いにはなれなさそう。
この作品がどんな着地点にたどり着くのか…これから課金して堪能しようと思います。
おばさんの回顧録。
ヒロトってかっこいいでしょ?
私と一緒にすごした時間があるの
そう言いたがる女性が多くて読むほどにうんざり。
もんでん先生は好きだしエロスの種子も好きですが。
ヒロトはたしかにかっこいいけど今回の作品はかなり押し付けがましかった。
作者のナルシシズムが一気に出てしまった作品だった。
唐突な成り上がり。
肝心のヒロトがなんでその女性と結婚したかもごっそり抜けている。
最後のおばさんの描写で一気に冷めてしまった。
最後まで読みました。読み終えて、悲しくなりました。同時に、複雑な気持ちになりました。
昭和初期の時代の表と裏の社会を感じました。
私には、少し難しい内容でしたが………。
ヒロトさんは、悲しい時代に生抜いてきた方だと思いました。
ヒロトさんは、最後まで幸せだったのかなぁ~!
と、強く感じました。
ヒロトさんの絵は、カッコ良かったです(*^^*)ありがとうございます。